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立教生が綴る英国寮生活

春休みに気づいたこと


 私はいつものように春休みを迎え日本に帰った。3学期は1年の中で一番短い学期なので、日本に帰っても頭に残っている冬休みの景色のまま何も変わっておらず、気温も低かったのでまるで冬休みの続きのようだった。

 いつものようにソファーに座り、リモコンでテレビを付ける。ニュースをやっていた。内容は、東日本大震災から4年を迎えた今、日本の状況、そして復興について。安倍内閣総理大臣が話していた。私の周りの人たちは普通に見たり聞いたりしていたが、私は普通には聞いていられなかった。その時、安倍内閣総理大臣は経済について話していたが、その中に出てくる言葉は私が3学期に公民で勉強した内容そのもの。私は強い衝撃を受けた。なぜかははっきりとはわからないが、きっと今まで理解できなかった言葉がポンポン自分の頭の中で解決されていくことと、今まで自分は何を見て、聞いていたのか、ということからくるものだろう。

 今までも毎日ニュースを見ていた。しっかり全部見ていると思っていた。しかし、それは私の勘違いであったことが今やっとわかった。今まで私はニュースの3割ほどしか理解していなくて、頭に入っていなかったのだ。そのため、毎日ニュースを見ていても楽しく無かったし、何を言っているのかもわからなかった。それが当たり前だと思っていた。きっと大人もそうなんだろう、と思っていた。

 でもよくよく考えてみたらそんなはずがない。何て言ったってテレビで話しているのは大人なんだから。話している本人がわからなくては話にならない。私の頭の中でひとつ、謎が解決した。それは、大人が真剣にニュースを見ているのは、内容に興味があるだけではなく理解しているからだということ。私も春休みになってニュースを見ることが楽しくなった。いつもならすぐに飽きてしまうのに今はもう飽きない。それどころかもっと興味を持ち、耳を傾けてしまう。

 こんな経験を通し、私は学ぶことに対しても関心を持つようになった。もともと勉強は嫌いで、今も自信を持って好きとは言えないが、いつか公民だけでなく、そして勉強だけでなく、もっと大きな物事に関心を持ち、学び、経験したいと思う。

 この春休みは高校に入る前の最後の休み。この高校に入る前の準備期間に私に学ぶ楽しさを気づかせてくれた公民の高野先生、そしてその他の先生方に感謝します。

(高等部1年生 女子)
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