立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

「語学学校で学んだこと」


 僕は英語で上手くコミュニケーションが取れない。発音が悪くて何回も聞き直されると、言語の壁を感じて、少しむなしくなり、英語で話す自信がなくなる。そんな自分を少しでも前向きに変えるために、と親が考えてくれたのが「語学学校に行って外国人との交流をもっと深める」ということだった。僕は親の考えに即座に賛成して、夏休みの最初の二週間に語学学校に行くことになった。行く日が近づくにつれ楽しみだという気持ちの反面、ちゃんとコミュニケーションが取れるのかなという不安もあった。

 そしてとうとうその日が来た。ちょっとしたテストを受け、案内された教室に入る。そこには既に十数人の生徒が授業を受けていたが、全員手を止めて笑顔で「ハロー」と手を振ってくれた。その瞬間僕は強張っていた表情がほぐれ、「ハロー」と笑顔で返すことができた。日本人はクラスの中に僕一人だけで、あとは全員フレンチやスパニッシュなどのヨーロッパ圏の人たちだった。僕ははじめの方はそのことに不満を感じていたが、みんなが親切に話しかけてくれるから日本人が他にいるかどうかなんていうことは二日目辺りからほとんど気にならなくなった。

 しかし僕の恐れていたことが起こった。やはり通じないのだ。紙に書いて見せれば通じるので文は間違っていないのだろうが、それでも伝わらないことが悔しかった。しかし、こんな思いをしていたのは僕だけではなく、話している友達もだったのだ。友達も僕に何かを伝えたいのだろうが、なにしろ発音が独特なのでなかなか聞き取れなかった。それでも友達はめげることなく僕に話しかけ続けた。そして、やっと聞き取れたのだ。僕は聞き取れて嬉しかったのと同時に、友達があんなにがんばっていたのだから、僕もがんばろうという勇気を持つことができた。

 僕は、今回の語学学校を通じて、英語だけではなく、へこたれない心というものを学んだ。何回つまづいたって立ち上がって、何回でもいろいろな事にこれから挑戦したい。

(高等部1年生 男子)
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