立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

「もっともっと、語彙力を」


 私宛てに、一通のメールが届いていた。それは私の母からのものだった。「ハーフターム中の火曜日に、レ・ミゼラブルのミュージカルのチケットがとれたよ。」という内容だった。私はその時、早く火曜日が来ないかな、とハーフタームが待ち遠しくなった。
 私はレ・ミゼラブルの映画とミュージカルを既に見たことがあったので、内容は分かっていたから今回は内容を理解するだけでなく、細かい所までしっかり見よう、と決めた。

 ついにその日がやってきた。私は劇場へと向かった。7時半からの公演で終わったのは10時20分くらいだったろうか。その間に15分から20分くらいの休憩があるため、見ていた時間は2時間半。私にとってはこの2時間半がものすごく短かったように思えた。ミュージカルは熱気のこもった大熱演。すばらしい演技と歌、演奏であり、劇全体を通して、とても心を打たれた。特に強く心に残っているのはエポニーヌだ。自分の感情にとても素直に生きているエポニーヌだが、彼女は悪い事をしていた両親に育てられた。でも、彼女はマリウスに対する愛を持ったことで、成長したのだと思う。

 こんな風に考えられるのは、事前に映画を見ていたおかげだと思う。
 「あっ、この場面見たことある。」「たぶんこういう意味なんだろうな」と考えながら見るのは私にとっては、とっても楽しかった。
 ミュージカルを見終えて私は日本にいるおばあちゃんに、
「昨日レ・ミゼラブルを見てきたんだよ。」
とビデオ通話で言った。
「どうだった?楽しかった?」
と聞かれ、私はこう答えた。
「すごく良かったよ。歌声がすごくきれいで、迫力のある演技で・・・・・・」

 日本語だったらまだいい。大迫力で、とか歌声が会場全体に響き渡っていた、などと表すことができる。私は、フルートのプライベートレッスンの時に先生と少し話す。今日は何をした、とか来週は何がある、とか。その時に、マンマ・ミーアのミュージカルを見たことがある、と私が言った。やはり、「どうだった?」と聞かれた。私は、「It was so good.」と言った。本当はもっとすごかったのに、語彙力が乏しくてうまく伝えられなかった。ものすごく悔しかった。もっともっと語彙力が欲しい。私はそのようなことがよくある。だから、もし英人の先生に何かの良さを伝える時には、思った通りに伝えられるよう、頑張りたいと思う。そしてさっそく立教に帰ったら、プライベートレッスンの先生にレ・ミゼラブルの迫力を、今私が持っている語彙力を最大限に生かして伝えたいと思う。こんな決意をしたハーフタームであった。

(高等部1年生 女子)
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