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立教生が綴る英国寮生活

ローマの春休み


今年の春休み、学校の友人が私の家のあるローマに遊びに来てくれた。わざわざイタリアまで来てくれる人はいない、と思っていたので、彼女がイタリアに来ると聞いたときには驚いた。そしてそれ以上に嬉しかった。

 友人をホテルまで迎えに行ったとき、私は違和感を覚えた。いつもは学校という狭い空間で朝から夜まで生活を共にしている。その友人と、いつもとは全く違う空間で会っているのだ。何を話せばいいのか分からず、はじめの方は普段のように話せなかった。しかし、その状況にもだんだん慣れてきてご飯を食べたり、買い物をしたりした。先ほどまでのことが嘘だったようにたくさん話した。彼女と過ごす時間はとても楽しく、だから時間が経つのが早く感じられた。

 翌日はローマ市内を一緒に歩いた。ローマの景色はきれいだった。空は青く澄んでいて鮮やかだ。イギリスの空ももちろん美しい。イギリスの空の色は薄く、優しい印象を与える。それに比べてイタリアの空は雲が全くない。色も濃く元気を与えてくれる。またローマの街には、昔からの建物や彫刻が多く、それらは細かいところまできれいで感心してしまう。昔の人々がこんなに立派なものを作っていたことが信じられない。その建物が長い間残っていることも素晴らしい、と思う。そしてイタリアの人々。とても陽気で、歌いながら歩いている人もよく見かける。たくさん笑うイタリアの人々を見ているとこちらまでつい笑顔になってしまう。街のいたるところにイタリアらしさがあり、日本にいたら見えなかったはずのものがたくさん見えるような気がした。

 二人で歩いているとイタリアンのレストランやジェラート屋をたくさん見かけた。ジェラートを美味しそうに食べる子どもの姿を見たら、ジェラートがすごく食べたくなった。だから私たちはジェラートを食べることに決めた。二人で食べたジェラートはいつもより美味しかった。

 私がイギリスの学校に通うことになったのは偶然の出来事だ。しかし、もしイギリスに来なければ、この友人には会えなかった。そう考えると不思議な気持ちになる。新学期になったら新しい出会いがたくさんあるはずだ。すべての人と仲良くなれるわけではない、と思う。ときには意見がすれ違うこともある、とも思う。それでも私は新しい出会いがとても楽しみだ。

(高校1年生 女子)

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