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立教生が綴る英国寮生活

高等部2年生アウティング作文「歴史から学ぶこと」


今回のアウティングで、私たち2年生は帝国戦争博物館を訪れました。たくさんの飛行機や武器を見ることができ、戦争の惨さを視覚的に理解する事ができました。その中でもホロコーストの展示が一番印象的でした。私はホロコーストの知識があまりないまま今回のアウティングを迎えました。小さい時に「アンネの日記」の映画を観ましたが、大勢の人が殺された怖い出来事という印象が強く、この年になるまで詳しく知ろうとはしなかったように思います。知ろうともしなかった自分を恥ずかしいと感じたと同時に、私のような若者の歴史への関心の薄さが社会的に問題であるとも感じました。

展示では生々しい写真も多くあり、自分と同じ人間が受けていたとは思えないほどの扱いをされていた人々が多くいたことが分かりました。同じ尊さをもつ命であるのにもかかわらず、人間が人間を殺したこと、なおかつ戦争のようにお互いが殺し合うのではなく抵抗のできない人々を大きな力で押さえつけていたという事実が本当に恐ろしかったです。聖書の授業で観た映画とも重なりますが、自分に逆らうからという理由で気に入らない相手を攻撃するのは人間の狂気であると感じました。国、さらには世界全体が戦争を促していた時代があったということを再認識しました。

今回のアウティングを通し、現代に生きる私たちが最初にしなければならないことは、発言することでも行動することでもなく、真実を知ることであると強く思いました。かつて世界で本当に起きた出来事を思い出したくないものとして封印してしまうのではなく、決して忘れないでそこから多くのことを学ぶべきです。平和な環境にいる私には他人事のように思えていましたが、私も社会の一員としてしっかり意見をもたなくてはと思いました。

(高等部2年生 女子)
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