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立教生が綴る英国寮生活

オープンデイ 劇企画公演:部長兼企画長としてこの1週間で学んだこと




私にとって最も印象に残ることになった5回目のフリープロジェクト。中1のころはダンス企画で、中2から高2まで劇企画であった。どの年の練習風景も多少なりとも思い出すことが出来る。しかし、今年は一味違った。何せ、高2というのは企画の中で最高学年である。そして私は企画長でもあったからだ。


劇やダンス、ダブルダッチといったお客様に楽しんでもらう事を中心とした企画は、企画員皆で成功を目指さなければならない。全員が一つにまとまるというのは想像以上に大変なことであった。高2の劇企画は全員で6人だったのだが、何度もめたか分からない。皆一様に自分が正しいと思っているので、どのように意見をまとめたら良いか幾度も悩んだ。しかし、私も自分の意見が正しいと思っていたので、意見をまとめるのはより難しくなる。自分が部長であっていいのかという自問自答を幾度も繰り返した。パソコンで「部長の在り方」を調べたりもした。検索結果は様々であり、演劇部で同じような境遇に悩んでいる人がいるということも知ることができた。もちろん、高3の元演劇部長に相談するということもしたのだが、演劇部自体新しいものであり、先例が1人しかいない。パソコンには「部活がまとまらない場合は」といった内容のアドバイスがたくさんあり、幾つか参考にしたりもした。

結局オープンデイ前日まで自問自答は続いた。しかし、その時の友達の存在とはおおきいもので、無条件に聞いてくれた友達は、いつもの友達ではなく、頼り甲斐のある友達へと変わっていた。

劇の練習は、発声から始まり演技へと移っていく。最初の方は、台本無くしてはセリフを言えない不安定な状態であったが、練習を重ねるにつれ、「演ずる」ではなく「役になる」ということを心がけて練習できるようになった。練習自体は辛いこともあったけれど、出来るシーンが増え、繋げていける喜びは大きいものであり、辛さを柔げてくれるものであった。リハーサルは、皆一様に緊張して早口になることもしばしば。当日は、私たちの集大成を見せることが出来たように思う。後夜祭の盛り上がりはさすが「立教生」と言ったところ。歌うシーンでは、自然と手拍子がとられたり、笑い声も大きかった。笑いが中心の劇であったので、会場に笑いが起こると、舞台裏で待機していた人たちの顔は自然と綻び、舞台上の人たちはきっと心の中の気持ちを必死に抑えていただろう。ハイな会場は私たちにとっては心地良く、普段よりも演じやすかった。


1時間の劇はあっという間に終わり、その日の夜は結果発表だった。1位を取ることは叶わなかったものの、最後は笑顔で終わることができたのが何よりも嬉しかった。これで私の企画長としての任務は終わり、部長としての大仕事が終了した。この後は引退公演に向かうことになる。結局部長とは、このオープンデイという大仕事を越さなければ真に理解することはできないように思えた。皆が一番辛いと感じるオープンデイ準備期間中に、部長として全員のモチベーションを上げることが出来たのなら、自然と部活はまとまるように思える。まだまだ、学ばなければならないことは沢山あるが、私が部長兼企画長としてこの1週間で学んだことはそれである。


(高等部2年生 女子)
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