初めての球技大会:人は、学年が違っても、こんなに一致団結できる!

初めての球技大会:人は、学年が違っても、こんなに一致団結できる!
私の初めての球技大会は、今まで生きてきた中で一番楽しいスポーツの時間だった。
野球が好きな私は、試合を観戦することはあっても、自分で実際に試合で投げたり打ったりしたことはなかった。
それをこの立教英国学院で経験できたことは本当に嬉しく思う。
高三を筆頭に中三までの七人チームは、学年関係なく本当に仲よく練習をしていた。先輩後輩を問わず、声をかけ合い、
失敗してしまっても「次は頑張ろう」、誰かが打つ時は常に「打ってー!」と叫んだし、ナイスプレーをした時には必ず
お互いを誉め合った。ソフトボールとは、一人ひとりの心が通じ合っていないと上手くいかないものである。もし、送球
がどんなに上手だったって、キャッチする方が落としたり取れなかったら意味がない。一人だけが打てたからって、後に
誰も続かなかったら点は入らない。そのことを私たちオレンジチームのメンバーはみな、よく分かっていたのだと思う。
私が守備中にみんなに声をかければみんな絶対に返してくれたし、その言葉はみんなのためになっていたと思う。これは、
毎日衣食住を共にしている私たち立教英国生だからこそできたのだと思うし、とても嬉しく感じる。勝利できたことへの喜
びはもちろんだが、何より一番感動したこと。それは、人は、学年が違っても、こんなに一致団結できるということだった。
来年の球技大会は、私たちが引っ張る。また、ソフトボールで仲間と共に団結できる日が楽しみだ。
(高等部2年生 女子)