全校生徒が個人写真を撮影しました

全校生徒が個人写真を撮影しました 全校生徒が個人写真を撮影しました

イギリスのボーディングスクールでは、普段離れて生活している家族に、学校で成長している様子を届けられるよう、

児童生徒の個人写真を撮影する習慣があるそうです。
9月22日、本校でも毎年の恒例として個人写真撮影が行われました。
撮影は証明写真とは異なり、イギリス風で行われます。
背景は模様つきの青、体は少し斜めを向いて、カメラに笑顔を向けて、ハイ、チーズ。
児童生徒たちは、自分の順番が来るまで、髪型と服装を入念にチェックしていました。
できあがった写真は後日、証明写真サイズのものと、少し大きめの額に入ったものにして届きます。
撮影後に中学1年生の授業があったので、このボーディングスクールの習慣について話してみました。
「そういえば、この前ホームステイ先の家に飾ってあった」
「イギリスの人々は家族写真を家のあちこちにたくさん飾るよね」
と、イギリスの文化について少し理解が深まった様子でした。
「冬休み、絶対に持って帰ってお家の方に渡すのですよ」
と言うと、「えー、恥ずかしい」という反応が返ってきました。
本人たちは恥ずかしくても、家族の皆さんにとってはとても大切な思い出です。
他のクラスでは、毎年渡しているという人も、家に飾ってもらったという人もいました。
毎年撮るので、徐々に顔つきが大人らしくなっていく様子が分かるそうです。
保護者の皆さんは冬休みに本人自身から届くのを楽しみに待っていてください。