M1・国語・授業レポート②

M1・国語・授業レポート②

立教英国学院に入学して3週間。すっかり新緑のまぶしい季節となりました。中学1年生の国語の時間では「朝のリレー(谷川俊太郎)」を読み、朝と夜の対比表現について学習しました。
立教の「朝」といえば、とにかく慌ただしい。眠い目をこすりがなら短い時間で身支度を整え、起床の20分後には中庭でのラジオ体操がはじまります。天気の良い日が続く今日このごろですが、朝晩は冷え込み、日本の家族を、布団のぬくもりを、恋しく思う生徒は多いようです。

今回は3回に続けて「朝のリレー」に関する生徒作品と生徒の視点からみた「立教の朝」をご紹介します。

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朝のラジオ体操が終わると、朝食の時間です。朝食はまずコンフレークを一番最初に食べます。コーンフレークは四種類出るのですが、その中でも私が好きなコンフレークがあります。それは『weetabix』です。初めて食べたときは、少し驚いたけれど、蜂蜜を掛けたりして毎日食べていたら朝は『weerabix』だなと思うようになりました。コーンフレークスが食べ終わると次はメインを食べます。メインは、卵やハムなどが主に出ます。ちなみに、日曜日にはチョコドーナツが出ます。とても美味しいです。日曜日だと、最後に礼拝が行われます。礼拝は、聖歌などを歌ったりお話を聞いたりします。お話してくださる先生が違えば様々なお話を聞くことができるので面白いです。(M1・女子)

朝の15分間はいろんなことをやらなくてはいけないため大変です。でもまだ眠いし、寒いので布団からでるのは寂しいです。日本では親に起こされても布団からでられませんでした。でもここに来てから親がいないからか自分で起きなければいけないということに緊張感があって、鐘がなったらちゃんと起きるということができていると実感しています。
朝起きてまずはじめにやることはベッドメイキングです。これは二段ベッドの上なので結構大変です。そしてそのあと身支度をしなければならないため朝からハードです。今でもネクタイを結ぶのに手こずってしまうことがあるので急いでシャツを着てネクタイをできるだけ丁寧に結ぶようにしています。その後、毎回急いで階段を降りるけれど、だいたい何かを忘れてしまいます。例えば、マスクをつけていなかったり、靴ではなくスリッパを履いていたりなどです。だからすごくバタバタしています。
そして、その後中庭に行くけれど、スカートだからすごく足が寒くて、ラジオ体操のときに強い風が吹くととても辛いです。その時、本当に布団が恋しいと感じます。このように、立教の朝は鐘がなったら15分間の勝負の時間です。今はそうだけれど、もっと余裕を持って身支度をできるように改善したいです。(M1・女子)