曇りのち晴れ、Guildford ショッピング

曇りのち晴れ、Guildford ショッピング 曇りのち晴れ、Guildford ショッピング 曇りのち晴れ、Guildford ショッピング
新学期が始まり早一ヶ月が過ぎようとしている。
全校で盛り上がる球技大会が終わり、地元のイギリス人の方々を招いて日本文化を紹介するJapanese Eveningも終わった。そして息つく暇もなく次の行事、Guilford Shoppingがあった。生徒会が主催するこのイベント、昼食前から数台のコーチに分乗してGuildfordという地元の大きな町に行って思い思いの半日を過ごす。企画・運営する生徒会役員達にとっては少々準備が忙しくはあったものの、他の生徒達にとっては大きな息抜き、これまで目一杯頑張ってきたご褒美とも言えるイベントだ。受験勉強を本格的に始めた高校3年生の一部と数名の生徒を除くほとんどの生徒が参加した。
午前中の肌寒い曇り空は、コーチが町に着く頃にはポカポカ陽気の絶好のショッピング日和になった。気持ちのいい日曜日の午後とあって、地元の人たちが大勢町に溢れる中、立教生がいい感じにそれに溶け込み、楽しそうな笑顔で闊歩するのはなかなかいい風景だ。小学生は担任の先生が付き添って初めての大きな町でのショッピングにどこかウキウキ。クラスみんなで食事をしたりお店を見たり… 行く先々で中学生や高校生の先輩達と出会って笑顔で挨拶を交わしていた。いつもの制服姿ではない生徒たちの姿はどこか新鮮でとても幸せそうだった。
今週はスクールショップの代わりにこの町で1週間分のおやつを購入する。いつもと違う種類のお菓子を探したり、学校では購入できない文房具を見つけたり、そしてちょっと目新しい遊び道具を手に入れたりもできる。お洒落なカフェで友達と一緒に食事やお茶が出来たりするのもまた格別だった。
気がつけばあっという間に集合時間、コーチに揺られて学校に戻ると午後4時を過ぎていた。でもまだ日は高い。いつの間にかすっかり日が長くなった。午前中のあの寒空はどこへやら、少し汗ばむほどの陽気がキャンパスを包み、帰校早々体育館やテニスコートでスポーツを始める生徒達もいた。キャンパスのあちこちでは今日買ってきたボールやフリスビーで遊ぶ生徒たちもいた。ハーフタームの中間休みまであと3週間。その前にしっかりリフレッシュができたショッピングだった。