伊藤 卓也 (8期生)(NO.2 2025.7 掲載)

伊藤 卓也 (8期生)(NO.2 2025.7 掲載) 伊藤 卓也 (8期生)(NO.2 2025.7 掲載) 伊藤 卓也 (8期生)(NO.2 2025.7 掲載)

慶應義塾大学経済学部卒業(1989年卒)、米国コロンビア大学経営大学院修士(1996年卒)
清水建設株式会社 常務執行役員 営業総本部営業担当 グローバル事業本部副本部長
大学卒業後、みずほフィナンシャルグループに入社。米国大学院留学を経て、企画部門、国際部門を中心にニューヨーク、シンガポールへの駐在を経て、みずほ銀行国際部門長を務める。4年前清水建設に移籍し、海外M&A責任者として複数の企業買収をクローズ。米国アトランタ駐在北米事業部門長を経て現在は営業総本部担当常務としてインバウンドの国内投資プロジェクトや海外テックベンチャーへの投資、インキュベーション業務に従事。

(写真1枚目)中央がご本人(30年ぶりに訪問)
(写真2枚目)スイスの自宅で立教英国の制服を着る
(写真3枚目)左からご本人、宇宿夫人、奥野先生(米国留学中に訪問)

memories

小学校5年生で初めて親元を離れての寮生活でしたが幸い3期に兄の裕司(カンペー)がいたので、先輩方にはかわいがってもらいました。それまでスイスのインターでしか勉強していなかったので授業に全くついていけず、居残りテストで教室に最後まで残り、ロッジまで一人で帰る日々。
ペピが作るレバーの煮込みと合わせて、厳しい試練の日々でした。それでも、当時のクラスメートたち、サッカー、ビートルズやSimon & Garfunkelの演奏、Mrs.宇宿の優しさ等、良い思い出ばかりが残っています。

message

私が立教英国学院を通じて身につけたものの一つは、「多様な視点と価値観を持つことの大切さ」でした。
日本、親元を離れ、多様なバックグラウンドを持つ級友たちと学ぶ中で、日本という国を外から見つめ、日本に暮らす同世代に思いを馳せる。また英国や海外の人々の生活や価値観に触れることで、これまでの自分にはなかった視野が広がっていく。こうした経験を10代のうちに海外で積むことができたことは、私にとってその後の人生においてもかけがえのない財産となっています。立教英国学院の皆さん、ぜひ自信を持って様々な出会いや経験を楽しんでください!

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