合唱コンクール 「数え切れないほどのありがとうをこのクラスに残すことができた」

合唱コンクール 「数え切れないほどのありがとうをこのクラスに残すことができた」 合唱コンクール 「数え切れないほどのありがとうをこのクラスに残すことができた」
 合唱コンクール、私が大好きなイベントの1つです。立教はクラスごとの人数が少ないしちゃんと成り立つのかとても不安でした。しかしあれだけ「H1-1」らしい合唱を作りあげることができて、本当に感動しました。
「まじだりい。」合唱練習にはつきもののフレーズだけれど、そんな言葉ももらさずに毎日しっかり練習に来ていた男子。どうしたらもっとそろうか、きれいにハモるかを一生懸命話し合っている女子。これだけ頑張ってる、負けたくない。そう強く思えば思うほど他クラスの声のボリューム、美しさが目についてどうにか1つでもいいから賞をとりたいと願うようになりました。
 ある晩、いつものように8限を使って練習をしているとき、いわゆる夜のテンションというやつで自分たちの歌をラップでアレンジして歌いました。「楽しい!」みんなが口をそろえて、飛び切りの笑顔をみせました。これをやったらスマイル賞、もらえるんじゃないか、そう考え、自分たちが思いっきり楽しむことを優先することに決めました。しかしそれを決めたのは本番の数日前。やるしかないか、そんな話し合いだけで一時間以上かけ雰囲気も悪くなったりしました。でも、やりました。みてき、北浦、松尾、私だけがラップで、私たちにかかっている、そんなプレッシャーもあったけれどどの練習より楽しむことができました。
 結果はほんとにonlyスマイル賞でした。たった1つだけだったけれど本当にうれしかった。このメンバーで何かを成しとげる最後のイベント、どのクラスよりもすばらしいものだった自信があります。練習時、口うるさく注意しても文句も言わずに頑張ってくれてありがとう、最高の笑顔をありがとう、数え切れないほどのありがとうをこのクラスに残すことができて本当にうれしいです。
(高等部1年生 女子)