立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

「海外生活だからこそ」


 「あ、メロンパンだ!!」
 母が見ていたテレビに目が止まった。そこには、おいしそうにメロンパンを頬張っている映像があった。その瞬間「私も口いっぱいにメロンパンを食べたい」と思った。こんな風に思うほど、私は小さい頃から大好きだった。周りのクッキーの部分はサクサクで、そんなクッキーに囲まれたパンがフワフワなメロンパン。日本に住んでいたならば、すぐにでも近くのコンビニやパン屋などに買いに行っていただろう。だが私の家の近くには、車で20分かかる所にしかメロンパンを売っていない。私は母に頼んでみた。
「メロンパン買いに行こう。」
「今日は忙しいから行けないかな。」
と母に言われた。食べる事を諦めかけていたその時、「手作り」という言葉が私の頭に浮かんだ。

そして10分後、インターネットで作り方を調べて作り始めた。パン生地を作り発酵させ、クッキー生地を作り、パン生地を包んで焼く。1時間半から2時間経ったろうか。作り終えた瞬間、一つ手にとり、すぐに食べた。それはそれはとにかくフワフワで、今まで食べたメロンパンとは何かが違う。焼きたてだからだ。きっと日本にいたらパンを作ろうとは思わなかったはず。日本では身近にありすぎるが、海外生活だからこそ、「自分の手作り」「焼きたて」というおいしさに気づけたのかもしれない。

 この事は、小さな出来事だったかもしれないが、私にとっては貴重な体験、そして大きな経験となった。なぜなら、海外生活をしている中で、今までもたくさんの貴重な体験をしていたことに気づいたからだ。例えば、外国人と話をしている時に「私はこのチームに所属している」と伝えたいが、「所属」という単語を忘れてしまった。こんな時は、「私はこのチームのメンバーだ」などの別の言い方を考える。英語でちょっと会話するだけでも、思いを伝えるためにいろいろな言い方を考えることで、何か得られている気がする。思ったように伝えられない時も、一生懸命伝えようとすることで精神的にも鍛えられているのかな、と思うことがある。せっかく海外で生活しているのだから、何かしら小さなことでも感じながら生活していく。異なるものと接する時、何かを感じ、そして自分なりの思いを積み重ねる。このことが海外生活をするうえで大切なことなのではないかと思った。海外生活だからこそできる苦労は私にとって貴重な経験となるだろう。

(高等部1年生 女子)
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