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立教生が綴る英国寮生活

高校三年生としてのオープンデイ


光陰矢の如し。高校一年で入学した私も、もう高校三年である。来る受験に向けての受験勉強の合間、一瞬勉強から距離を置けるのがオープンデイ準備期間である。

補習後、準備ができたのは僅か二日間。その間、如何に高校三年生として良いものを創るかという事が重要であった。私は古本を販売する事になった。自ら望んだ役職では無かったが、自分なりの最善を尽くす事を目標に、本の分類、内装の飾りつけ、掃除、模型製作など、前年までとほとんど変わらない事を、前年よりもより熱意を持って行った。高校三年ともなると、生徒同士の関わりは三年にも及び、互いの主張や意見、考え方も理解できるようになり、協調性が生まれ、また対立する意見の表面化を、中庸の考え方を出す事により、防ぐことが出来るようになっていた。この事には皆気付いていただろうと思う。

なんの障壁も無く、無事にオープンデイを迎える事の出来た私達だが、本番になると流石に皆緊張を隠し切れない様子であった。客が来ないと、二日間の努力は、完全にとは言わないが、水の泡となってしまう。今年は霧という生憎の天候故に、客は少ないだろうと考えている私を、私は見出した。

ところが、私の予想は良い方向に裏切られた。客足は途絶える事は無かった。それは閉店時間を三十分延長せざるを得なかった事にも表れている。何とも形容し難い、達成感のようなものを感じた。

高校三年生はオープンデイにおいては、あまりアクティヴに活動する事もなく、しばしば「縁の下の力持ち」と形容される。それは確かに事実であるが、今回のオープンデイは私がその言葉に持っていた印象を変える事となった。たとえ脇役であっても満足感と達成感は、主役と同程度、いやもっと大きいものであると思った。そういった意味でも、今回のオープンデイはとても有意義であった。

(高等部3年生 男子)
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