【立教英国学院より】感染状況および対応方針の確認5月1日付

2022年5月1日

保護者各位

立教英国学院
校長 岡野 透

感染状況および対応方針の確認5月1日付

5月1日現在、22名の生徒がコロナウイルス陽性にて、隔離をしています。ここ一週間は新規感染者が毎日5〜7名、それと隔離解除が入れかわる形で、感染者数が推移しています。
幸いなことに、感染した生徒の症状は重症化することなく、発熱や強い倦怠感などの症状は数日で落ち着き、咳や喉の痛みは多少続きますが、3〜5日間程度の隔離により、殆どの生徒は症状がなくなり通常の学校生活に戻っています。

感染状況をみながら以下のような対応を導入し、感染を抑えるよう学校として努めています。

【隔離場所の確保】
隔離用プレハブに加え、新館男子寮/本館女子寮内シックルーム、男子寮自習室を隔離部屋として準備し使用しています。感染者数がさらに増加する場合には、生徒の寮を順次隔離部屋へと変え、陽性者を確実に隔離できるよう対応することにしています。

【食事のスタイルの変更】
最初の週は全校で一斉の食事を取っていましたが、感染が拡大する中、食事の席は各学年ごとの食事形式として、他学年への感染を防ぐ対応をしています。

【礼拝の実施方法の変更】
今学期始めは全校生徒が一斉にチャペルに入り礼拝を実施していましたが、チャペルで密になる状態を避けるために、2週目より礼拝時にチャペルに入るのは1学年毎としました。

【球技大会の中止及びフライデイスポーツ実施方法の変更】
球技大会の中止はすでにお知らせした通りですが、金曜日に行われるフライデイスポーツの校外競技を中止し、体育館で混み合わないように、学年別のスポーツをしています。29日のフライデイスポーツは中止とし、各自寮内で休息を取るように指示しました。

新学期が始まり若干疲れ気味であることと現在の校内での感染状況を鑑み、球技大会を中止した土曜日は起床を8時とし、授業なしでゆったりとした生活を送るようにいたしました。各学年とも、就寝時間を早めとして、免疫を高めるように睡眠をしっかり取り、規則正しい生活を送るよう指導しています。

生徒、保護者から先学期まで行っていたLFDテストを再開してほしいとの要望があることは承知しております。感染の初期段階でのLFDテストでは、陽性が確認できないケースや、症状が出始めて2日目に陽性となるケースもあり、無症状の生徒を含む全員の生徒にLFDテストを行ったとしても、感染者のみ隔離することが難しい状況となっています。このことを踏まえ、先のメールでもお伝えした通り、学校ではLFDテストは再開しないとの判断をいたしました。改めてこの点を確認させていただければと思います。従来どおり、症状が出た生徒についてはLFDテストを行い、陽性が判明した時点で、隔離により対応していること、ご理解いただければ幸いです。上記対応に加えて、基本的な手指消毒、寮内での換気の指導を強化していることもあわせて報告いたします。

【教職員の感染/隔離状況】
5月1日現在コロナウイルス陽性のため隔離中の教職員は3名です。今学期に入り私と副校長の奥野を含め延べ9名の教職員がコロナウイルス陽性で隔離をしていました。幸い症状は軽度で、通常の勤務に戻っています。保護者の皆様におかれましては、ご心配のことと存じていますが、今一度学校の対応方針へのご理解ご協力をいただければ幸いです。