【立教英国学院より】新型コロナウィルス ワクチン接種について

保護者各位

新型コロナウィルスのワクチン接種について、ご連絡いたします。

現時点では、英国では、18歳以上の全ての人が、新型コロナウィルスワクチンの接種対象となっています。
18歳未満については、接種対象とするか、英国政府がまだ検討中の段階です。

また、英国では、1回目のワクチン接種と2回目のワクチン接種の間は、8週から12週あける必要があります。
そのため、仮に、2学期帰寮後に英国にて接種をするとした場合、入国後の隔離や学期末の試験等を視野に入れると、
2回目の接種は2学期中に実施することが難しいということになります。
(日本の場合は、ワクチンの種類にもよりますが、3~4週間という間隔での接種が可能です)
新型コロナウィルスのワクチン接種については、1回では効果が完全ではなく、2回の接種が推奨されています。

以上のことから、新型コロナウィルスのワクチン接種については、ご家庭にて、
お子さまご自身としっかりご相談いただき、接種を希望される場合には、
可能な限り、夏期休暇中に接種を済ませていただくよう、お願いいたします。

ワクチン接種を済ませているかどうかにより、入国の要件や、隔離・行動の制限の緩和などに
違いが出てくるケースもありそうですが、こちらについては、まだ日々、変更が生じている状態で、
現時点では、はっきりしたことは申し上げられません。

ただし、8月16日以降、英国では、新型コロナウィルスの感染者と濃厚接触であると判定された場合でも、
18歳4ヶ月未満であれば、自己隔離は不要とされる予定です。(PCR検査は必要)
一方、18歳4ヶ月以上で、2回のワクチン接種を済ませていない者は、濃厚接触者と判定された場合、
自己隔離が求められるとされています。

各国、各自治体により、接種対象年齢・接種間隔が異なります。
各ご家庭にて情報収集に努めていただき、接種をご検討ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

立教英国学院 校長 岡野透・保健室 佐藤智花