【保護者宛メール配信】立教英国学院より保護者各位宛 高等部2年生保護者各位宛 IGCSEの受験について

以下の文面で保護者の皆様にメールを配信致しました。
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infodept@rikkyo.w-sussex.sch.ukからお送りしていますが、このメールアドレスは、送信専用です。
学校への連絡には下記のアドレスをご使用ください。
   eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk
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高等部2年生保護者各位
今年度のIGCSEの受験についてご報告申し上げます。
例年、高等部2年生は1学期のハーフターム前後にCambridge IGCSE Biologyを受験しております。受験にはCambridge試験ボードのコンピューターシステムにオンライン登録をする必要があり、既に昨年末に全受験生徒の登録を終了しておりましたが、最終段階で学校側の手続の不備により、5月15日に予定されていたBiologyの試験が受験出来ない事態となりました。教育機関である学校が、この日のために努力してきた生徒たちに対し、このような形で報いることができないことは誠に遺憾なことであり、ここに深くお詫び申し上げます。
この件に関しては、ただちにCambridge IGCSE試験ボードに対し異議を申し立て、1週間以上に渡り受験の可能性について交渉を重ねて参りましたが、残念ながら4月29日付で試験ボードより最終通知があり、本校生徒の受験は許可されませんでした。
そのため他の試験ボードについて、本校生徒の受験の可能性について交渉した結果、幸いにもAQA GCSE試験ボード、およびEdexel IGCSE試験ボードより、本校を試験会場と認定して受験の許可を得ることができました。検討の上、同じIGCSE試験ボードであるEdexelを選択し、無事に受験の手続を終了することができました。
新たに決まったEdexel IGCSE Biologyの試験日は、5月12日です。同じIGCSE Biology試験ですので試験内容はほぼ同等ですが、授業中に行なった探求実験の評価制度はEdexel試験ボードでは取り入れていませんので、ハーフターム後の6月5日に探求実験に関する試験を受けることとなります。5月12日の受験後は、この試験のための授業を行います。
また、次回のCambridge IGCSE試験ボードの試験日は10月ですが、再度こちらを受験することも可能です。この場合には今までの探求実験の評価が加味されることになります。オープンデイ前の忙しい時期と重なりますが、学校としては補習授業、個人指導を通して受験準備をする予定です。
5月1日に、高等部2年の受験予定の生徒たちに担当教員よりこのような事態になったことについてのお詫びと今後の説明を致しました。
参考までに、主な生徒からの質問と回答は次の通りです。
Q. 試験が難しくなるのではありませんか?
A. 同じIGCSE Biologyの試験なので、内容はほぼ同等ですが、選択肢問題の代わりに短問になります。過去問題を配布しますので内容を確認してみてください。
Q. 今回の5月の試験を受けずに、10月の試験だけを受験することはできますか?
A. 今まで5月の受験を目指して勉強してきたはずですので、今回まず自分の実力を試してみてください。その上で希望者は再度10月に受験することが可能です。
Q. 受験費用は学校負担ですか?
A. 今までと同様、IGCSE試験の受験料は学校が負担します。
Q. Cambridge試験ボードの方がEdexel試験ボードより格が上なのではありませんか?
A. 同じIGCSE試験ですので、対外的な評価は同じです。
Q. 大学へ提出する書類などの扱いで、5月合格と10月合格に違いはありますか?
A. どちらでも扱いに違いはありません。
今回このような事態になりましたことを重ねてお詫び申し上げると共に、二度とこのような事態が起こらないよう各担当教員の確認システムの再検証を直ちに行ない、万全の体制を整えて参ります。
今後ともより一層の教育の充実を図る所存でありますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
立教英国学院
校長 棟近 稔