保護者各位
2020年11月8日
立教英国学院
校長 岡野 透
第2学期の帰宅及び期末試験について
日頃より本校の教育に対してご支援ご理解頂きありがとうございます。
保護者の皆様にもお伝えしていますように、ジョンソン英国首相は新型コロナウイルス感染の増大に対応して、11月5日よりイングランドをロックダウンしています。学校教育機関はそのまま教育活動を継続するように求められています。2学期開校以来、数名の発熱者は出ましたが、児童生徒、教職員、スタッフを含め感染者は一人もでておりません。専門家の指導のもと、できるだけの感染予防策を講じております。9月に学校を再開するにあたり、学校に帰校するか、自宅でのオンライン学習をするかの選択をしていただきましたが、今回のロックダウン及びイングランドでの感染者の増加に、学校生活を続けていくことに少なからず不安を感じておられる保護者の方もいらっしゃると理解しています。
残された第2学期の4週間については、児童生徒、教職員、スタッフが一丸となって、コロナウイルス感染防止に立ち向かって行く所存ですが、不安を抱えながら学校生活を継続することにより、精神的な負担が生じ、免疫が低下し、校内のコロナウイルスの感染に繋がることはどうしても避けたいと考えています。また、空港送迎による外部からの感染のリスクを極力下げるため、三々五々帰宅することも避けたいと考えており、以下のように帰宅日を設定したうえで帰宅するという選択肢を設けようと思います。このまま英国での学校生活を継続するか、帰宅し、オンライン学習に切り替えるか残された学期の過ごし方について、お子様と連絡を取り、気持ちを確かめた上で、下記フォームより11月10日(火)までに至急ご連絡下さい。
1)12月5日、2学期終了まで学校生活を継続する。
2)帰宅し、オンライン学習に切り替える。
第1帰宅日:11月14日(土)11月15日(日)
第2帰宅日:11月21日(土)11月22日(日)
帰宅便の詳細につきましては、帰宅日に合わせて別途入力フォームを送信致します。それまでに便の確定をお願い致します。
適当なフライトがない場合には、クラス担任までご相談下さい。なお、帰宅の日時につきましては、校内での感染状況などにより変更する可能性もありますのでお含みおきください。
以前にもご説明いたしましたように2学期のオンライン授業については、1学期とは異なり録画した授業による課題学習が中心となります。オンライン授業は12月3日(木)まで行います。
この措置に伴い、今学期の期末試験については実施せず、成績については、1学期のオンライン授業でのレポートや小テストなどの課題学習の結果、9月に行われた1学期期末試験の結果、2学期のレポートや小テストなどによる課題学習の結果を勘案し、1学期、2学期を合わせて2学期に成績をつける形を取ります。
また、2学期最初からオンライン学習を選択し、1学期期末考査を受けていない生徒については、1学期オンライン授業による課題学習の結果、参考のため受験した1学期期末考査の結果、2学期課題学習の結果をもとに勘案し、1学期、2学期を合わせて2学期に成績をつけることとします。
なお、高等部3年につきましては、進学のため1学期に成績をつけておりますので、1学期の成績と2学期の課題学習の結果を勘案し、2学期の成績をつけます。
このように学校を取り巻く環境は大変厳しいものがありますが、保護者の皆様には引き続き本校の教育へのご理解とご協力をお願い申し上げます。