以下の文面で保護者の皆様にメールを配信致しました。
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保護者各位
時下益々ご清祥の段お慶び申し上げます。
昨年のオープンデイの際の保護者懇談会でも話題とさせていただきましたUCLロンドン大学との協定につきまして、この度正式に調印をいたしましたのでご報告申し上げます。
UCL(University College London−ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)は、オックスフォード、ケンブリッジに次ぐイギリスで3番目に古い大学で、世界大学ランキングでも常に上位に位置するトップクラスの大学です。各分野で29名ものノーベル賞受賞者を輩出しています。150年前に伊藤博文をはじめとする長州ファイブが日本から初めて留学し、その後の日本の近代化に大きく貢献したことでも知られており、今年のNHKの大河ドラマの舞台となることでも現在注目を集めています。早稲田大学等、日本の大学との提携もなされていますが、高校レベルでの協定締結は日本で初めてとなります。
この協定により、本校で優秀な成績を修め、規定の英語資格を取得した生徒は、UCLのUPC (Undergraduate Preparatory Certificates−学士入学準備コース) へ推薦され、UPCによる選考を経て入学が決定します。UPCは1年コースで、修了後はUCLの各学部へ進学が可能です。イギリスの学士コースは3年間ですので、合計4年間で学位を取得することが出来ます。
成績の目安は、5段階評定で平均4.0以上、英語資格はIELTSで6.0以上(理系は5.5以上)です。IELTSについては既に2014年度から高等部3年のECの授業にIELTS受験クラスを設置して対応を進めており、前回受験者は7.0という高いスコアを上げています。
また今後はUCL国際教育センターと生徒の語学研修などでも教育連携を図っていくことが確認されました。来週の高等部1年・2年のアウティングでは、UCLの大沼教授の講演と、キャンパスの見学を予定しております。
2015年度からはカリキュラムに英国大学進学を視野に入れた授業を設置し、イギリスをはじめとする海外の大学への進学も積極的にサポートしていく予定です。提携先の大学も、UCLと同じくロンドン大学を形成するキングス・カレッジや、地元のサリー大学など、今後順次拡大していく見込みです。
学校には現在、地元の現地校ミレー・スクールより、10名の短期交換留学生が来校中で、中学部3年・高等部1年の生徒と1週間の寮生活をおくっています。今週末にはバスケットボール部の選手たちが試合後に相手校と夕食を共にすることになりましたので、賑やかな食事の席となることでしょう。
今後とも引き続き教育内容の充実に努力を重ねて参りますので、よろしくご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。
立教英国学院
校長 棟近 稔
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eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk
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