Japanese Evening:イギリスの人に日本の文化を分かってもらえてとてもうれしかった。

Japanese Evening:イギリスの人に日本の文化を分かってもらえてとてもうれしかった。

 5月9日の金曜日、Japanese Eveningがありました。  わたしの、参加した企画は、折り紙でした。  練習のときに、立方体の箱を作りました。六つの部品で作る折り紙なので、時間がかかってむずかしくて大変でした。でも、出来上がりが楽しみなので、がんばれました。ようやく出来上がったときは、…
清々しい空気を女王とともに味わえた「ウィンザー城訪問」

清々しい空気を女王とともに味わえた「ウィンザー城訪問」

「高2にもなってお城!?」 これが、アウティングでウィンザー城に行くと聞いた時の私の素直な感想だ。だから、行く前もなんだか憂鬱な気分だった。 しかし、コーチの窓からウィンザー城の外観を見た瞬間、テンションが一気に上がった。想像していたよりも、遥かに立派な城だった。 コーチを降りて城に入ると…
初めての球技大会

初めての球技大会

私が立教英国学院に来てわずか1週間と少しで、球技大会の練習が始まった。運動はあまり得意でなく新しい生活にもまだ慣れきっていない私だったが、学校の雰囲気が大会に向けて徐々に盛り上がって行くのを感じて、なんだかわくわくした気持ちになった。 バレーボールやバスケットボールは経験のある、運動好きな人が…
花の国から

花の国から

オランダは長い冬が終わるとクロッカスや水仙、チューリップが咲き乱れ、春つまり花のシーズンが始まる。春休みに入り、アムステルダムに帰ると街路も公園も黄色の水仙や青色のヒヤシンスがまぶしいくらいに咲いて迎えてくれた。そんな春の一日。花の国として有名なオランダを象徴する世界最大の花取引所アールスメア生花中…
「キャプテン」:真剣に取り組めば、答えてくれる人がいる。

「キャプテン」:真剣に取り組めば、答えてくれる人がいる。

「球技大会...。」その言葉の「球技」に反応してしまうほど、他の人より球技に自信のない私。今年は高3のもとでゆっくりと私の持てる力でチームに貢献しよう、そう考えポートボールを希望した。 しかし、そこには高3は誰一人いなかった。高2もまさかの、私を含めて2人だけ。私達はそれぞれのチームのキャプテンに…
魔物

魔物

基本的に人は意欲のない物事を行う時、どうしてもその速度は落ちてしまう。これまでの人生において、例外には未だ出会っていない。しかしその状態は、まるで考えつくされたかのように、意志とは裏腹に、たびたび僕に襲いかかるのだ。意志、という言葉には少し語弊があるかもしれない。その時点での意志は確実にその物事を拒…
ふるさと

ふるさと

私はこの春休み、自分が生まれ育った街について考えてみた。 私の住む広島県福山市という所は、瀬戸内海の中央部に位置し、年間を通じて非常に住みやすい気候にも恵まれている所だ。そして緑も多く、ハッキリ言って田舎だ。 その南部に位置する「鞆の浦」は風情残る城下町で、「日本で最も癒される港町」とも…
「球技大会を終えて」

「球技大会を終えて」

全校生徒の視線がある一枚の紙に向けられる中、「ビリッ」と音をたててめくられた一枚の紙の裏にあった数字。それを見て、全員が真剣な表情から笑顔になった球技大会の閉会式。そう、それは誰も想像していなかった結果、同点だったのです。 昨年は優勝の組が決まった瞬間、嬉しさのあまり、とても大きい声で同じ仲間…
不意打

不意打

 僕は2年前に日本を離れた。イギリスでの生活が、気付けば2年目も終わり、3年目へと突入した。2年で日本へ帰国する予定だった。しかし、何も起こらない。もし日本へと帰国するなら、年度末にはその旨が伝えられるはず。だが、僕の日常に変化はなかった。これから何が起こるのか、予想すらできない。だから、普通に過ご…
イギリスでのサッカー生活

イギリスでのサッカー生活

 小学1年生から中学3年生まで、僕はずっと野球をやってきた。高校・大学でも野球を続けるつもりでいたし、それしかないとずっと思っていた。だが人生はそう予想通りにはいかない。僕は今イギリスの学校に通い、中学3年生の秋からサッカーを始め、3年の月日が流れ、高校生活最後の試合、そのピッチ上に立っている。全て…