2012年度始業礼拝 校長式辞

2012年度始業礼拝 校長式辞

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。そして在校生諸君、進学おめでとう。 この学校は1972年、初代校長をつとめた縣康(あがたやすし)先生によって創設されました。世界で最初に海外にできた私立の全寮制日本人学校です。 このあと新入生の皆さんにお渡しする胸のバッジには、この1972の数字が記…
新年度スタート

新年度スタート

4月15日(日)、チャペルにて入学・始業礼拝が執り行われました。 前日より続々と生徒が帰寮し、「お帰りなさ~い」「久しぶり!元気だった?」とあちこちで久しぶりに会う仲間との再会を楽しむ立教生たち。 入学・始業礼拝当日は、最高学年の証である「赤ネクタイ」を締めた高校3年生が、今年から新入生の案…
2011年度小学部6年国語の授業:谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を学んで

2011年度小学部6年国語の授業:谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を学んで

谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を鑑賞した後、自分たちが「生きている」と実感することを考えてみて、各連の書き出しは変えぬまま、オリジナルの詩を作ってみました。    生きる  生きているということ  いま生きているということ  それは 心が動くということ  体が動くということ…
イースター休暇も返上して行われた男子寮/女子寮の春休み大改修

イースター休暇も返上して行われた男子寮/女子寮の春休み大改修

創立40周年を迎えるにあたって、この春休みに本館(女子寮)と新館(男子寮)の窓枠修理/外壁塗替えや、教室棟の屋根の改修、女子寮の非常階段の付け替え、それに男子寮1階シャワールーム/トイレの全面改装が行なわれました。 校内は毎日クリーニングレディースや掃除のおじさん達がこまめに手入れをしています…
あの茶室はどうなったの? ~立教のお茶室~

あの茶室はどうなったの? ~立教のお茶室~

去年の11月9日にやって来た茶室。覚えていますか? ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)から譲られた30年前の茶室。ひとまず1階の教室に収められていました。 3学期を通じて、少しずつ組み上がってきています。 実は11月に搬入してすぐ、大きな箱を開けて、木材、ジャッキ、障子、礎石...…
春爛漫 ~立教の桜~

春爛漫 ~立教の桜~

春の花といえば、日本なら「桜」。季節と共に様々なモチーフで私達の生活文化の中に根付いています。 英国では春の花といえば、水仙やブルーベルでしょうか。いえいえ、立教にはしっかり「春の花 桜」があるのですよ。 なぜ立教に桜があるのかって? -それは日本から持ってきたからです。 ずいぶん昔のこと…
情景が心に浮かび感動が伝わる作文を書こう!小学校作文授業第3回:「アナウサギ」

情景が心に浮かび感動が伝わる作文を書こう!小学校作文授業第3回:「アナウサギ」

 小学校六年生の国語の授業で、星野道夫さんの「森へ」を読みました。自分たちが行ったこともないアラスカの自然、森の様子が、まるで自分たちが足を踏み入れているかのように読み取れ、思わず感動した生徒たち。カメラマンである筆者の撮影した写真も無論イメージの手助けにはなっていましたが、擬音語、比喩表現、問いか…
中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第1回

中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第1回

国際性  国際性と言われても何も思いつかないが、今道さんの作品を読んで思ったことがある。  まず、辞典で国際性を調べると、「外国、外国人とのかかわりかた。自国の常識にとらわれないものの見かた。」とあった。最近よく、「これからは英語の時代。英語ができないと就職もできないぞ。」というようなフレイ…
雨ニモマケズ〈高野晃一チャプレン〉

雨ニモマケズ〈高野晃一チャプレン〉

雨ニモマケズ髙 野  晃 一昨年の卒業終業礼拝は三月十二日、東日本大震災の翌日でした。今年は十日で大震災の一周年の前日です。この一年間、よく用いられた「絆」について話し、礼拝や授業で人の生きる意味を考えてきました。先日も聖書の授業で生徒に原子力発電の今後、廃止か継続かに就いて考え、文を書いてもらいま…
この3月をもって退任された教職員の中から3名の方の退任の辞をご紹介します。

この3月をもって退任された教職員の中から3名の方の退任の辞をご紹介します。

この3月をもって6名の方が退任されました。添田保彦先生(地理 36年勤続)、梅澤司先生(国語 5年勤続)、ラッセル先生(G.C.S.E. Biology 11年勤続)、ミセス・ウッド(校長付秘書 17年半勤続)、男子寮のクリーニングレディースのミセス・ダッドマン(22年半勤続)と、ミセス・ジョスリン…