立教英国学院

  • 入試・入学書類ダウンロード
  • お問い合わせ
  • 保護者/在校生のページ
HOME最新情報立教特派員レポート > 沖縄を訪れて:先祖のありがたみを忘れない素敵な心

立教特派員レポート

沖縄を訪れて:先祖のありがたみを忘れない素敵な心


私は、この春休みに初めて沖縄を訪れた。

沖縄は都会とは違い、空気や海が澄み、古風な町がとても美しく見えた。沖縄の人々は急ぐ様子は一切なく、時間の流れがとてもゆっくりと感じられた。私が一番驚いた事は、町の至る所に存在する立派なお墓の数々だった。
本土のお墓のように、四角い石柱の墓石が建っていてその下に遺骨を納めるスペースがある、というのは一般的ではないそうだ。沖縄で多いのは、まず第一に女性の子宮をモチーフにした「亀甲墓」、家の形をした「屋形墓」、屋根が破風形になっている「破風墓」が一般的である。どれも本土で見られるものはない。これは埋葬の仕方の違いによるものだそうで、火葬が一般的な本土とは違い、自然葬で行われていたそうだ。今は火葬も行われるそうだが、本土のようなお墓はない。

さて、次に驚いたのは、シーミーという先祖供養の宴だ。これは、4月中の週末に行われるもので、お墓の前で、お供え物を先祖に捧げた後、皆で分けて食べながらワイワイと歓談。まるでピクニックでもしているような光景だった。
沖縄県民にとっては、お墓はとても馴染み深く、親族にとっては一番先祖を身近に感じていられる場所なのだと思った。お墓の前で宴など少々信じがたい事であったが、先祖のありがたみを常に忘れない素敵な心が彼らにはあるのであろう。

(高等部2年生 女子)
pagetop