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立教特派員レポート

「僕の町と圏央道」


 僕が住む神奈川県海老名市の家から、徒歩20分位の所に相模川が流れている。小学生の頃によくメダカを獲ったりして遊んだ思い出がある。今は「さがみ縦貫道路」の工事が進行中である。
 
 三年前に海老名JCTから海老名ICまで開通した。春休み中の3月30日に海老名ICから相模愛川ICまで、4月14日に茅ヶ崎JCTから寒川北ICまでが開通する。帰国するたびに工事が進むのを見ていたので、実際に車が通るのを楽しみにしていた。海老名JCTからすぐに東名高速道路へ入れるようになり、親戚の家がある横浜方面へ行くのにとても便利になったのでよく利用している。ただ愛川方面にはあまり用事が無いので、利用することは少ないと思う。
 
 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)は都心からの放射状道路をつなぐ環状の道路で、首都圏中心部から半径約四十〜六十キロの位置で延長約三百キロの高規格幹線道路(自動車専用道路)である。神奈川県内ではさがみ縦貫道路、横浜湘南道路、高速横浜環状南線の三路線が圏央道の一部となっている。圏央道の建設は、都市部に流入する交通を分散して渋滞を緩和すること、それによって走行時間の短縮、走行経費の節約、横浜・厚木・八王子・川越・つくば・成田・木更津などの中核都市をつなげることで、都心に集中する機能を分散して地域開発を促進するなど、首都圏の発展に重要な役割を果たすことが期待されている。建設費は2700億円で、ガソリン税、自動車量税、石油ガス税などの国税が費やされている(NEXCO中日本より)。国の税収が厳しい状況の中で、大きな公共事業には様々な意見が寄せられている。
 
 僕の町の中でも、小田急線の海老名駅から厚木駅間が高架化され、JCTの近くの土地の価格が高くなったり、ららぽーとの建設計画や周辺道路の整備など、町の活性化が見られる。今まで暮らしてきて不便を感じたことはなかったけれど、さらに便利な町になると思うと楽しみになる。
 
 しかし、道路の建設、開発工事に伴って、桜の名所だった河畔公園の桜の木が倒されたり、希少植物タコノアシの生息地である河川区域が破壊されるなど悲しい犠牲もある。
 
 現代の都市生活で本当に不足なものを考えると、便利な交通施設よりも環境保護を優先すべきだと思う。税金の使途も社会保障や環境保護に重点をおいてほしいと思う。そうすれば僕が老人になる時代、六十年後位もきれいな空気の中で、安心した生活ができる社会が継続していくと思う。
 
 環境保護は日本だけの問題ではないので、世界各国が協力して取り組まないと、効果が発揮されない。兵器を開発して戦争をしようとする時代はもう終わっていると思う。これからは、世界中のリーダーが平和的に話し合って、地球の存続を支えていかなければ、明るい未来はやって来ないと思う。僕は英語力を武器にして協力できるように頑張りたいと思う。

(中学部3年生 男子)
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