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各教科レポート

永遠のゼロを見て<聖書>


今学期、聖書の授業で「永遠のゼロ」という戦時中の日本を描いた映画を見ました。特にこの映画では、「特攻」に焦点をあてたものでした。

「特攻」特別攻撃隊。体当たり攻撃隊。第二次世界大戦中、通常攻撃では戦果が期待できず、もはや戦争継続能力を失いつつあった日本の狂気の手段。特攻の成功=自分の死。片道分の燃料しか積まずに、その時代、信じられないほどの若者がそこで命を落とした。「昔の人だから。」という話ではない。彼らにも夢があって、家族があって、大切なものがあって、未来があったはずです。それなのに、戦争は、そんな若者たちを「お国のため」と言って殺してしまった。

この映画のワンシーンで、特攻隊員の二人が、「未来の日本では、この僕たちのことを何と語るのだろう。」「どんな国になっているのだろう。」と語り合うところがありました。私はなんだかズキッと心に刺さるものを感じました。彼らが命をかけていた国に自分は生きているんだ。生かされているんだ。そんな感覚がしました。そう考えると、今の自分の生き方でいいのか、このままじゃ戦争で落としてしまった命に顔向けできない。と思いました。

生きていることが当たり前で、もっと幸せになりたいとか、私利私欲にまみれてしまう。それは悲しく、虚しいだけな生き方だと思います。私たちは、たまたまこの時代に生まれ、日々命があることが当たり前な世界にいる。けれども、私達は生かされている。本当は、そうなんだと知りました。

戦争を知るということは、もちろん過去を知る機会であると思いますが、同時に、自分を見直す、生き方を見直す、そんな機会に思えました。
これから、校則もない、言うならば「自由」な社会に放り出された時、自分がどういう道に、どのようなやり方で、どうやっていくか、まさに自分の生き方を考えていく上で、今回学んだことはとても大きなものでした。

(高等部3年生 女子)
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