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立教生が綴る英国寮生活

UCLでの講議


今学期のアウティングも高校2年生は文系理系に分かれて行動することになった。私達理系はUCLで山本先生の進化発生論についての講義を受けた。内容は「洞窟の中に住む魚について」で、想像していたものよりも何倍も興味深い話だった。洞窟に住む魚は通常の海や川に住む魚とは違う点がいくつもあるらしい。まず洞窟魚には目がない。この目についての研究は色々あり、洞窟魚のレンズは受精してから2 、3日目には細胞が死んでしまい目の成長が止まってしまう。そこから発展して目のある魚のレンズを洞窟魚に移植してみたり、脳ごと移植したりといろいろな実験があった。


他にも色素がうすい、顎が大きいなどの特徴があった。講義の後は山本先生の研究している魚を見せてもらうことができた。研究室には数え切れないほどの大小いろいろな魚がいて圧倒された。洞窟魚の見分けはすぐにつき、白くて、目が退化し皮膚に覆われていてずんぐりと太っていた。また目がある魚は私たちを警戒し水槽の奥から出てこなかったが、洞窟魚は手を近づけてもまったく気づかず悠々と泳いでいた。さらに洞窟魚の動きはひどくゆったりとしており、時々魚同士でぶつかっているのも観察できた。


山本先生の講義は研究の話ばかりでなく時折自身の体験談や洞窟でのお話もあり、退屈することなく受けることができた。私は物理を選択しているので生物にはあまり触れる事はなかったが、改めて生物の面白さを実感できてよかったと思う。また機会があれば生物関連の講義を受けてみたい。
(高等部2年生 女子)

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