UCLワークショップ「考え方が多様になるという経験」

UCLワークショップ「考え方が多様になるという経験」 UCLワークショップ「考え方が多様になるという経験」
私が今回参加した、UCL‐Japan Young Challengeは、8日間という短い期間でしたが、とても内容の濃いものでした。
数々のイベントがありましたが、私はその中でも、3日目に行われた、プレゼンテーションとディスカッションが一番印象に残っています。そこには、英国の学校に通う海外の学生や日本人など、いろいろな国の人が参加していました。
プレゼンテーションでは、10のグループに分かれ、各グループに与えられたトピックについて、発表しました。私のグループは、「日本と英国の文化の違い」について話し合いました。私は、事前に出された宿題の、レポートの内容を皆に話し、発表の一部に取り入れました。そしてモニターを上手く使い、プレゼンテーションを行いました。また、他には、芝居や能を披露するなど、聞いている人の心をつかむ工夫をしていたグループもあり、勉強になりました。
ディスカッションでは、いくつかのグループに分かれ、生徒はランダムに移動するので、沢山の人と話せました。現世界で問題になっている地球温暖化や少子高齢化など、具体的にトピックを挙げ、各グループで絵を描いたり、意見を出し合ったりした後、まとめて発表しました。
外国の文化や考え方を、それぞれの国の人に教えてもらい、新たな驚きがあったことはもちろんですが、日本人同士でも、皆、違う経験や知識をもっていて、そこから生まれた外国文化に対する考え方には、様々な発見があり、このディスカッションはとても貴重な経験になりました。そして、周りの人の意見を聞いて勉強をすることで、視野が格段に広がり、自分の考え方が多様になったように感じました。
8日間の中で、重要だと思ったことが3つ、そして課題があります。
1つ目、反省点を改善するためにはどうすれば良いかを考え、実行に移すこと。
2つ目、過去を振り返り、努力したことを見つけ、自分を褒めてあげること。
3つ目、積極的に、自分の個性を周りの人に表現し、また、相手の個性を知ろうとすること。
私はこの3つを心がけて、「世界中に友人を沢山つくること」、「コミュニケーション力と英語力の向上」、「将来、いろいろな場所で必要となってくるプレゼンテーションの表現力を身につけること」を、これからの課題にしたいと思います。
私の将来の夢は、映画女優のアンジェリーナ・ジョリーさんのように、自分の好きな仕事に就いて成功し、そこで得た収入で、貧しい人達を支援することです。
先ほど挙げた課題を少しずつ達成することで、私の将来の夢にも少しずつ近づいていく気がします。
今回の企画は、私がこれまでに経験したことのないことばかりでした。また、このような経験が沢山できるよう、何事も積極的に行動しようと思います。
(高等部2年生女子)