〈さよなら香蘭生!”立教で過ごした日々を綴る” シリーズ〉第2回:立教生活で学んだこと

〈さよなら香蘭生!”立教で過ごした日々を綴る” シリーズ〉第2回:立教生活で学んだこと
私にとってこの1年間は、中学生活で最も充実した1年だったと思います。初めて親元を離れ、しかも遠い異国の地で1年間寮生活を送ったことは一生の思い出にもなると思います。
最初のうちは寮生活を過ごしていて、不安や困難なことが多くありましたが、やはり寮生活だからこそ出来ることがあるのだと、気づかされました。同学年との関わりだけではなく、先輩や後輩とも話す機会があり、より一層友情を深めることが出来ました。また、多くの行事の為に、クラスの団結力が深まり、一つ一つの行事を精一杯行うことが出来ました。
1学期が始まって少したった頃、私は家族や周りの人々の大切さに気づきました。一人で過ごしていると、不便なことが沢山出てきます。そういった時に、いつも世話をしてくれていました。私は、日常過ぎて気がつかなかった家族の支えがあったからこそ、今まで歩んで来れたのだと思い、家族に感謝し、もっと自立しようと思うことが出来ました。
立教に入学して、始めのうちは長いと感じていましたが、どんどん時間が過ぎていって、気がついたら卒業式を迎えていました。本当に1年とは思えないくらい色々なことがあったこの立教生活。友達とのしょうもない笑い話から、悩んで苦しかった事まで、すべてを心に刻み思い出にして、これから始まる新学年となる自分に勇気を与えていきたいと思います。人は、どの場所でも、どんな時でも、誰かに支えられているのだということを学びました。この1年間、本当に楽しかったです。
(中学部3年生 女子)