立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

午後の紅茶


僕がこの立教英国学院に来て、二年が経った。中学三年生だった自分がもう高校二年生になったのだと思うと、時間が過ぎてゆくのは早いなぁと感じさせられる。最初は驚きと発見の毎日だったけれど、今では全てが当たり前のように生活している。でも今回のアウティングで、二年間自分がまだ体験していなかったイギリスの文化にふれることができた。あのアリスも不思議の国で招待された、アフタヌーンティーである。

僕が今回向かったのは、オックスフォード大学。世界一を競う、イギリスの名門大学である。かつて訪れた先輩達に尋ねてみたところ、「ケンブリッジほどおもしろくない」「あんまり覚えていない」などあまりいい評判は得られない一方、「カフェでお茶をして、すごくおいしかった」といった声をちらほら聞いた。これは是非行ってみよう、と班員と相談してスタバやコスタではない、少し小さいカフェに足を運んだ。店員にお茶の銘柄を聞かれ、よく分からないながらも「OXFORD」と名のついた紅茶を頼み、僕の人生初のアフタヌーンティーが始まった。運ばれてきたのはスコーン二つと小さい一人用ポットに入った紅茶。紅茶の入れ方もスコーンの食べ方もままならない男4人組で悪戦苦闘しながらも、アフタヌーンティーを進めていった。あまりの紅茶の熱さに少しびっくりしたが、飲んでいくと外で冷えた体の芯まで染みこんでいった。バターとジャムをぬったスコーンも紅茶によく合い、つい頰が緩んでしまうくらい最高のティータイムだった。ゆっくりと時間をかけて飲んだ紅茶は、心の奥底まであたためてくれた。

不思議の国のアリスも、こんな気持ちでアフタヌーンティーを楽しんでいたのだろうか。そのアリスが誕生した地で体験することのできたアフタヌーンティーという英国文化は、心と体をあたためてくれる、素晴らしいものだった。オックスフォード大学で過ごした一日は僕にまた一つイギリスの文化を教えてくれた。このアウティングで僕は、さらにイギリスに来て良かったと感じた。

(高等部2年生 男子)
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