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立教生が綴る英国寮生活

高2の夏:私を大きく成長させてくれた語学学校


  • (写真はイメージ画像です)
 私の今年の夏は実に充実したものだった。毎年同じ事を言っているが今年の夏は特別だ、と言える。

 去年の入学してすぐの夏と比べ、周りには一年を共に過ごした友人がたくさんでき、ショッピングや海、テーマパークに行くなどして楽しんだ。どれをとっても楽しい思い出ばかりだが、やはりこの夏一番の思い出は私を大きく成長させてくれた語学学校だ。そこでのたくさんの貴重な体験が忘れられない。

 今まで休みの度に行こうと思いつつも踏ん切りがつかず、今回やっとの思いで決心をし、行った先はイギリスの南、海辺の大きな町ボーンマスだった。英語をとにかくものにしたくてイギリスの中心部から離れた地を選んだわけだが、いざ行くと日本人はおろかアジア人の姿すらなかった。

 イギリスに来て二年目でおかしな話だが、自分と同じ言語を話す人がいない外国人だらけの状況に一人放り込まれたのは初めてだった。周りから見れば私が外国人なのだが。聞こえてくるのは自分の知らない言語ばかり。私は周りが何を話しているのかさっぱりわからなかった。そこで気づいたのは、ホームスティ先など英人の家や、英語を話す人の前で日本語で会話することがどんなに相手を困らせ、また不安にさせるか、ということ。

 学校での初めの一週間は、ルームシェアをしていたドイツ人の女の子しか友達とよべる友達はいなかった。学校は思っていたよりもはるかに辛いものとなった。しかし二週間にもなると、なんとか拙い英語で周りの輪に入れるようになり、気づいたときにはたくさんの友人ができ、また英語を話すことが苦ではなく「楽しい」と感じていたのだ。

 ドイツ、フランス、スペイン、ロシア......様々な国から集まった彼らと話していて思った事は、皆、自分の国の事をうんざりする程主張し、自慢気に語るのだ。しかし私はその場にいながら対抗して日本の事を語れる程日本を知らなかった。その時私は恥ずかしいと感じた。母国を考えると出てくるのはネガティブな事ばかり。本当にこんな私がこんな所に居て良いのか、と感じた。

 私の語学学校も終盤にさしかかった時、授業でそれぞれの国ごとに自分の国についてのプレゼンをする事となった。皆、国ごとに集まって話し合っている中、もちろん私は一人で考えなければいけなかった。帰国を翌日に控えた学校最後の日、クラスでプレゼンが行われた。皆、自国の伝統や観光名所地など発表することは様々だった。私は一番最後に発表、もちろん一人なわけだが不思議と緊張しなかった事は覚えている。

 日本は本当に便利で先進国とも呼ばれる国ではあるが、たくさんの問題も持ち合わせている国であり、現に原発問題などで注目を集めている。しかし私は日本人として生まれてきて本当に良かった、と誇りに思う。確かに問題を挙げればきりがないが、あんなに美しく、人情に溢れた国はないだろう。

 あまり大した事は言えないが、本当にいろんな事に気づかされた四週間だった。他国の子とふれあう事で新たな事を知り、また自分の国を知れた気がする。四週間はあっという間に過ぎさったが、この夏学んだ語学以上のたくさんの事、またそこでの出会いに感謝したい。

(高等部2年生 女子)
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