初めてのウィンブルドン

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テニスを愛する私にとって、立教英国学院で一番楽しみにしていたのは、今日行われたウィンブルドンだった。テニスプレイヤーにとっては聖地であり、TVの画面越しで見るのと生で観るのとでは全くと言っていいほど迫力が違った。
私が観戦したのは、イギリスの若手新鋭である女子テニスプレイヤー、ローラのシングルスだった。彼女は、ジュニアで入賞した経験を持ち、ミックスでも銀メダルを取ったことのある選手だ。最初のセットをローラは相手に大きな差を付けられて落としてしまった。ウィンブルドンの二番コートは芝で、よく滑るせいか、ラリーがあまり続かなかった。若手の彼女にはプレッシャーもまだあったのだと思う。この前、初めてテニスの試合を経験した私は、彼女の気持が少しわかったような気がした。
しかし、二セット目。ローラは立ち直った。体が慣れてきたのもあったのかもしれないが、私は、彼女を一番立ち直らせたのは、彼女を応援していた観客の声援だったと思う。イギリスの新鋭であるローラは、コート中の観客の声援を受けていた。二セット目の途中から段々と顔に余裕が出てきて、最終セットで勝利したときには笑顔でガッツポーズをする姿を見せた。
スポーツにおいて、自分自身の力というものは勝利のためには何よりも一番の力である。しかし、それだけではないと私は思う。それは、一緒に練習してきた仲間、指導してくださるコーチ、そして、その人を応援する周りの人々の力だ。そのことが、今日のウィンブルドンで一番学んだことだ。そして、もっとテニスが好きになれたことが嬉しかった。
(高等部2年生 女子)