立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

チームプレイで重要なのは助け合うこと。それがわかった「球技大会」。 


 球技大会は、一年の中で一番最初の全校行事である。だから時差ボケでスポーツをするのはとても辛かった。種目はバスケ。僕は団体競技が苦手で、特にバスケは苦手な一つだった。でも中一、中二と頑張って続けてきたので挑戦してみた。

 休みはあまりなく、常にボールを持っているか走っているか、それだけだった。平日は授業が終わると、着替えて練習、土日の午後は全部練習。苦手な僕にとっては、地獄だった。しかし、お互い声を掛け合ったり、教えてもらったりしていると、楽になれる。チームプレイで重要なのは助け合うこと。それがわかった。

 ぼくは背が低く、力も弱いので、相手や味方と比べたら、ただの棒だ。遠くからシュートはできない、ディフェンスの時も相手にかわされる、役立たずの存在だ。でもこんな僕に合う良い作戦があった。ディフェンスの時に僕はボールをドリブルして襲ってくる敵をカバーし、仮にそれが僕をかわしてシュートしても、味方がカットしたり、リバウンドでとれば守れる。そこからが僕の重要な任務だ。味方がとった瞬間、敵がいないゴールに向かって走行し、そして味方が僕に投げたボールをキャッチしてレイアップで決めるという作戦だ。こういう作戦だからって簡単にかわさせてあげてはいけないのでベストをつくさなければならなかった。

 練習していくうちにシュートとかもだんだんうまくなっていったが、オフェンスのコツがどうしてもつかめなかった。それで先輩に怒られたりして練習に行きたくない思いが強くなっていった。でも、自分は今回の球技大会でシュートして点を決めてチームに貢献することが大きな目標だった。だからメロスのように勇気をふりしぼって毎日練習をした。勉強も忙しくて、スポーツで疲れて、精神的にも肉体的にも疲れてしまった自分は何より寝る時間が一番幸せだった。何にもしないで休めるのが一番自分を助けてくれると思った。
 練習する時間がもう少ない、球技大会前日、緊張と不安に包まれてすごく体が重かった。でも明日で終わると思うとやる気が起きた。
 そして当日。自分にとっては運命の日であった。果たして今まで練習してきた成果を発揮できるか、勝てるか、心配だった。味方に迷惑をかけない、周りを見て判断して自分ができることを見つける、それを心に留めた。

 敵は普段とは違う雰囲気で恐ろしかったので、相手をにらみつけながら、味方に声を掛けながら試合は進んでいった。すると、ちょうどゴール下にいた自分はゴールを見つめてボールが出るか入るか見ていた。出た瞬間、飛び上がりボールをキャッチし、ボードに書いてある四角の角をめがけて打つと、ボールは入った。そう、点を決めたのだ。そうすると、不安もふき飛び、チームに貢献できて、本当に嬉しかった。このようなことが三回あり、結果僕は六点決めることができた。ボールをカットしてレイアップで点を決めることはできなかったが、自分が目標にしていた事が達成できた。

 バスケは男女両方とも全勝し、結果はエメラルドの優勝。二百点差の圧勝だった。その中に自分が決めたのも入っていると思うと、すごく嬉しかった。
 球技大会をやり通した事で新入生との仲も深まり、今回は最高な球技大会だったと思う。一生残る思い出、立教にいて忘れられない思い出が作れて良かった。これからも様々な学校行事に積極的に参加しようと思う。

(中学部3年生 男子)
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