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立教生が綴る英国寮生活

合唱コンクール:「正直中3がここまでまとまっているところを見たことがない」



  「時の旅人」、初めて聞いた曲だった。一週間遅れで学校に帰ってきた僕は、皆の練習に対する真剣さに驚いた。全員が声を出し、意見を出し合い、正直中3がここまでまとまっているところを見たことがない、と言って良いほどだった。そんな光景を見せられて、歌えないなんて言う者はいないだろう。僕も歌詞を覚えようと必死に歌った。一週間と練習した時間は短かったが、本番の前日には奥野先生に誉められてもらえるほどにまでなった。
  当日はあまり緊張はしなかった。学年の低い順に歌っていったのだが、中二の声量には圧倒させられた。人数が多いというのもあったが、女の子達のソプラノがとにかく綺麗だった。この歌声を越える、という意気込みでステージに上った。全校生徒の顔が見えると、なんだかリラックスできた。音を外さないようにと、それだけを意識して一番最初の声を出した。声量もそれなりに十分で、音を外すことなく中盤までさしかかったころ、気が抜けてしまったのか歌詞を忘れてしまった。そこから音を外して皆に迷惑をかけるまいと、気合いを入れ直し最後のハモるところまで持っていった。歌い終わると同時に、達成感よりも、悔しい気持ちが優った。
落ち込みながら席に戻ると、後ろに座っていた高一男子に「おつかれさま」と小声で言われた。なんだかそこで肩の力が抜けて、この反省を来年にいかしたいなと思った。それに後に歌った高校生の歌は何もかもが僕らよりすごかった。指揮者、歌っている時の表情、そして声の大きさ。先輩との差を縮め、次の合唱コンクールこそは金賞を取りたいと、心の中で強く思った。

(中学部3年生 男子)
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