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立教生が綴る英国寮生活

オープンデー作文:「最高の瞬間 」





 「そろそろ行動しよう。」
そう声をかけたのが夏休みも終盤に入った頃でした。
 
 今年も入ったフリープロジェクトはダンス企画。去年の反省を活かして二学期を迎える前に、できる限りの準備をしようと思い、ダンス企画の高2女子に連絡しました。めんどくさがり屋な私を含め、それぞれマイペースな五人、一向に話も進まない、振りも決まらない、連絡すら取れないという状況で、企画を引っ張って行かなければならない高2としての自覚がまだまだ芽生えていませんでした。帰寮する一週間くらい前になって、
「このままだと大変なことになる。」
と、夜、突然ものすごい焦りを覚え、振りを考え始めました。
 
 曲全体の半分ほどの振りしか完成せずにむかえてしまった二学期、時間を見つけては集まって練習し、
「意外と順調に進んでいるのかな?」
と思っていました。
 
 二学期も始まって一ヶ月経つと、思いのほか忙しく勉強との両立が難しくなりました。日曜日の午後、七限の時間など練習時間があるにもかかわらず、有効に活用することができずにいました。今年の女子のダンス企画は15人で、高2の女子の3人以外は今年から入ってくれたメンバーです。
 女子全体で練習していても、基本的にまとまりもなくざわざわとしていて、しかも高2がその原因を作ったりしていました。後輩と仲良くしたり、企画を楽しめるように盛り上がったりすることもとても大切なことですが、上下関係がそこまで厳しくなく、仲の良い立教生であっても、こういった活動等では普段の生活との区切りをつけ、多少の上下関係があるほうが良いと私は思っています。最高のダンスを踊って最後の企画を思い切り楽しみたいという気持から、自分自身こんな先輩いたら怖いし、嫌だなあと思うくらい、後輩にも同級生にむける熱意と同じ気持で接していました。
 
 何度もぶつかって、私たちが「作り上げたいダンス」について話し合い、その結果がオープンデー当日には本当によくあらわれていました。本番と後夜祭、あんなに練習して二回しか踊れなかったと残念に思うくらい、本当に楽しくてたまりませんでした。去年、舞台の上で緊張してひざや手を震わせながら踊っていたことを今でも鮮明に覚えています。今年は、ただ観てほしかった。一所懸命、気持ちをこめて踊る、私たちが作り上げたダンスに、観る人にとって何か感じるものがあるといいなあ。そして、それが私たち「ダンス企画の努力」だといいなあ、と思いながら踊りました。
 
 後輩たちを引っ張っていかなければならない立場になって初めて去年の先輩たちの大変さが身にしみてわかりました。二年間ダンス企画で、時につらいこともあったけど、こんな幸せな気持でオープンデーを終えることができたのは、今年もダンス企画だったからだと思います。
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