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立教生が綴る英国寮生活

それでも大好きな「霧の町」ロンドン




 霧の町ロンドン。どこか幻想的な雰囲気を漂わすフレーズではあるものの、5年間何度も行ってしまうと現実の世界を受け止めざるをえない。イギリスの経済、政治の中心地であり、繁華街が集中するロンドンでは、18世紀半ば頃、つまり産業革命を起源に工業が発達するにつれて世界の貿易、金融の中心地として繁栄してきた。霧の町と言われるものの、要するにその霧は、霧でもミスト、もやのように自然に発生した美しいものではなく、空気をむしばみ、観光客、住民に害を与えるスモッグにちかい霧が充満しているのである。
 
 スモッグの町ロンドンとはいえ、繁華街である事は、事実に変わりない。国会議事堂、ビッグベンを案内してくれたガイドのおじさんは、国の最高機関を案内することもあり正統で勤勉な趣を持ちながらも、気さくでユーモアのある表情を浮かべていた。ロンドンアイからのロンドン市内の眺望は、お洒落な町並みと陽気な雰囲気を感じさせてくれて、その裏側にある黒い影など想像すらできない。
 
 夜のロンドンは、盛り上がる。日中は英国紳士であったに違いない白髪のおじさんが、りんごのように真っ赤になった顔でパブから出てくる。市内のそこら中で大きな看板をはっているシアターには、開演を待ちきれずに大勢の人が興奮した様子で集まってくる。ロンドンのミュージカルは、国民にも観光客にも愛される超一流舞台芸術だ。
 
 実は僕は、ロンドンが大好きだ。いくら汚い空気であろうとも、裏道に恐ろしい影が潜んでいようとも、国際化の進んだ、世界中の人々の笑顔と出会える、明るく陽気なおしゃれな町。そんな大好きな町に大好きなメンバーで訪れることが出来た。最高の思い出を本当にありがとう。感謝の気持ちでいっぱいです。
(高等部3年生 男子)
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