「興味心」が存分にうずいたケンブリッジの博物館

「興味心」が存分にうずいたケンブリッジの博物館 「興味心」が存分にうずいたケンブリッジの博物館
 アウティングに行く前、僕はケンブリッジについて何も知らなかった。せいぜい知っていることといえば世界の一位、二位を争う名門大学であるということぐらいだった。でもケンブリッジを知るにつれて、一つの興味深いことを知った。それは「進化論」や「種の起源」で有名なダーウィンがケンブリッジ大学出身だということ、そして彼のコレクションが飾られている博物館があるということである。僕は半ば強引に班員を引き連れてセジウィック地球科学博物館へと足を運んだ。
 博物館で僕らを最初に迎えてくれたのは巨大なイグアノドンの化石だった。いきなりこんなものを見せられてはたまらない。僕の興味心はうずき、胸は期待で膨らむばかりだった。中へ入っていくと、肉食恐竜や象、鹿の頭部の化石やアンモナイトや草木の化石などとても豊富な種類の化石があった。首長竜の化石は形が復元されていて、これが海を泳いでいたと思うとゾクゾクした。中でも、クモの化石には驚いた。五十センチメートルもの巨大な化石だったのである。立教の森にもひょっこり出てきそうな迫力だった。この他にも沢山の貴重な展示物をこの目でしっかりと見ることができた。まるで古代にタイムスリップしたような、そんな感覚を味わえた。
 今回見た化石の中にダーウィンのコレクションはあった。きっと僕がこの博物館で最初に感じた興味心と同じような気持から、彼は研究をスタートしたのではないかと思う。それはダーウィンだけでなく、ケンブリッジや世界の科学者たちも同じであろう。この少しの興味心を忘れずにこれから過ごしていきたい。そんなことを思った、ケンブリッジのアウティングだった。
(高等部1年 男子)