立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

オープンデイ作文: 笑顔の写真を見て笑顔が広がればきっと世界はよりよくなる。




 今年のオープンデイ期間は当日も含め、去年の2倍以上はやることがありました。だから本当に充実した時間を過ごせたし、完全燃焼できた気がします。今年の展示はテーマを決めるのに時間がかかりました。クラスみんなが「最後だから悔いの残らないものにしよう」という気持ちを持っていたからだと思います。去年、先輩の展示を見ていて「さすがだな」と感じたので、最高学年として恥ずかしくないものを見せなきゃいけないと思っていました。

最終的に選んだテーマが『世界がもし100人の村だったら』という本。読む度に苦しくなるくらい恵まれた環境にいることをつきつけられる文章でした。本当は全部書きたかったです。しかし背景や時間を考えると、とても全部は書けません。残念ですが、文章を取捨選択して短くしました。あの展示で一人でも多くの人があの本に興味を持ってくれて原作を読んでくれると本当に嬉しいです。

 今年は模造紙だけでなく、グラフや新聞も背景に入れてみましたが、それらを見る度に胸が痛くなって涙が出てきました。それくらいつらく信じられない状況が今、この地球上にあるのです。そんな状況を伝えることしか、今の私達にできることがないのが本当に悔しいけれど、将来の自分の可能性を今は信じることにします。

 期間中、普段見ることのないクラスメートの一面をひそかに尊敬していました。発狂しそうになりながら、精密な、手書きとは思えないほどの世界地図をかいてくれた人。私にはどう使えばいいのか分からない道具を使って、段ボールと紙粘土だけでホンモノそっくりの井戸を作る人。プラスチックを割れた窓にして、地震直後の街を再現する人。適材適所という言葉がぴったり合うような仕事を一人ずつ見つけて一生懸命やったからこそ、あんなにいいものが作れたんだと思います。

 当日、受付をしていた時に、笑顔の写真をちりばめた最後のスペースに長居してくださる人を見て、本当に嬉しく思いました。立教生の笑顔もアフリカの子どもの笑顔も、私には同じくらい輝いて見えました。笑顔の写真を見て笑顔が広がれば、つながっていけば、きっと世界はよりよくなると思います。クラスメートのみんなには本当に感謝しています。
(高等部2年生 女子)
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