立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

ケンブリッジ大学サイエンスワークショップ「努力の結晶」


 昨日行って来た王立研究所には、今学期の授業で習ったばかりのファラデーや、その他の科学者たちの様々な実験器具や、失敗作などがあった。それらを見て、思い出した言葉がある。それは、「1から増やすことはそれほど難しくないが、0を1にするのが難しい。」という化学の先生が言っていた言葉だ。確かにそのとおりだと思う。1から増やすことも大変だが、0が1にならないと、何も始まらない。王立研究所にあったそれぞれの実験はつながっていた。ボルタは、自分が作った電池をファラデーに送り、ファラデーの電気分解の実験に貢献した。ボルタが世界で最初につくった電池は、今の電池よりはずっと性能が劣っている。しかし、それがあったからこそ、今の電池があるし、他の実験も進歩したのだ。ボルタがいなかったら、iPhoneなども、無かったかもしれない。
 
 今の科学は、何人もの科学者たちが、一生をかけてつくり、積み上げていった、努力の結晶なのだと、今更ながらに知った。一人だけでは絶対に出来ない。前の人たちが発見したことを、次の人たちが使って、また新たな発見をする。それを繰り返して、今の科学があるのだ。私たちは、それに続かなければならない。自分たちのためにも、未来の人のためにも。

(高等部2年生 女子)
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