立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

2018年度3月 短期留学体験記 DAY 3-2〈Weald School〉


多くの生徒が春休みを迎えていますが、3月11日(月)から15日(金)までの1週間、留学プログラムに参加し、イギリスの学校生活を体験している生徒たちがいます。
The Weald Schoolは立教から約20分ほど離れた町、Billingshurstにある共学の学校です。ここでは11歳から18歳までの約1700人の生徒が学んでいます。The Weald Schoolとは、今回が初めての交換留学となります。立教から派遣されている中学3年生2名、高校1年生4名から毎日届く留学日記を紹介します。

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違和感を感じさせない程に学校に慣れてきたとはいえ、やはり今日も「特別な」一日であった。
「『特別な』一日」というのは、今日一日の6時間が全てHistoryだという意味だ。日本では全員が同じカリキュラムで授業を受けているが、イギリスのカリキュラムでは自分の好きな教科を選ぶことが出来るために、今日のような時間割も有りうるのだろう。だが、実際には6限全てが授業だという訳ではなく、1,2,3時間目が講演会で残りの3時間が授業であるから、講演会を踏まえた、より濃い内容の授業が受けられるという事だ。また、今回は私の好きな話題でもある、第一次世界大戦時の環境(今回のHistoryは日本で習う歴史を指すのではなく、今までの病気や薬の歴史のことを指す)を踏まえた感染病について学習した。日本では世界大戦について、それほど詳しく説明しない傾向があるように思われるが、イギリスでは帝国戦争博物館をロンドンに置くほどに力を入れている。そのため、今日の講演会も実際に当時使用されていたものからモデル銃などを使って、説明して下さった男性2人までもが当時のままの格好をして、当時の戦争の方法から環境の悲惨さ、治療法などの説明をして下さった。日本では到底習うことの出来ない、イギリス側ならではのエピソードが多く含まれていたので、とても興味深かった。
3時間の講演会はあっという間に感じられた。講演会では、WW1の概要から、服装に込められたその人の階級(役職)の意味や帽子のデザイン(素材)の変化、当時の戦闘方法が詳しく説明され、特に興味深かったのは、当時の戦闘方法の1つとして挙げられた、毒ガスの予防に作られたガスマスクの進化である。最初に敵軍が毒ガスを用いるようになった。毒ガスの効果としては鼻や口から体内に取り込まれ、目や皮膚の腐食から最悪死に至るという。その塩素ガスの対策として、靴下のような布を鼻と口に当てることから始まり、そのうち次亜塩素酸を含む綿で作られたガスマスクを用いるようになったという。
その後の授業ではその講演会を踏まえた、より高度な内容を学習した。WW1では先にも書いた様に毒ガスが用いられた訳だが、他にも脚の太ももの骨を損傷し、歩けなくなってしまったために失血で死んでしまうという事実があったそうだ。その治療法として初めて副木が開発されたのだ。副木の登場によって折れてしまった骨が重力によって下がり、骨が元通りに治癒しないという問題点の改善と死亡率の低下に繋がったのだ。
このようにWW1を通して、製薬面においても当時の学者達の研究によって多くの人々の命の救済へと繋がり、果てには今日の技術発展へと結びついている。
日本の主要5教科では到底学ぶことの出来ない、あらゆる視点から学ぶ学問は刺激的でありながらとても学び甲斐のあるものばかりであるように思う。今日のように6時間全てを1つの事柄について費やしてみることで、より深く学ぶことも出来るので、最初は面倒でつまらなそうと思っていた私もある事柄について多方面から学ぶことの楽しさを実感できた一日となった。
早いもので、1週間のウィールドスクール短期留学生活も半分が過ぎてしまったのだが、一向に飽きることも無く、毎日が新しい発見に溢れているので、一日一日の体験を残りの2日も大切にしてゆきたいと思う。

高校1年生Mさん

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今日は特別な日だったらしく、私は1限から6限までヒストリーでした。ヒストリーでは今、第1次世界大戦中の薬について学んでいて、1,2,3限はイギリスの軍隊の人からの話を聞きました。第1次世界大戦中にどのようにして介抱していたかなどを聞きました。普段は美術館に飾ってあって触れることができないであろう帽子とか、手榴弾とかを触ることも出来ました。普段はできない経験をすることが出来ました。4,5,6限はグループワークで色々な子と話すことが出来ました。今日で留学の半分が終わってしまったので後半も頑張りたいと思います。

高校1年生Kさん

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