立教英国学院

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立教生が綴る英国寮生活

日常生活の喜怒哀楽、大きな行事から小さな出来事まで、生徒達が書いた生の文章で立教生活を生き生きと綴るコーナーです。

「楽しくて、すごく熱くて、終わってほしくない」キャロリング

2016年12月09日 金曜日

 私はこのキャロリングの季節が来るといつももう家に帰るのだという実感が沸きます。1年がものすごく早く感じるし、2学期の事を振り返ったりします。私が中学生だった頃は、毎年同じ曲を歌っていたけれど、最近はいろいろなジャンルのクリスマスの曲も加わって、毎年楽しさが増しています。会場に着いてすぐに、「あ、こ...

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僕らの存在

2016年12月03日 土曜日

いよいよ立教生活最後の行事。オープンデイ準備期間、僕たちは記述・マーク模試と補習授業があった。ふと考えると昨年の高校3年生も同じように、旧教室に移動し、僕らがクラス企画に取り組んでいる中、黙々と勉強をしていた。にもかかわらず高3の補習期間が終わり、オープンデイ屋台などの準備になると、別のスイッチに切...

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「短い」時間の中で

2016年12月02日 金曜日

「オープンデイの準備期間、長いね。」オープンデイがくるまではそう思っていたのに、オープンデイが終わってしまった今となっては、とても短い時間だったな、と思うようになった。今年の中学1年生の企画は「空に描く夢」。飛行機についての企画である。この企画の中には、最新の飛行機、紙飛行機、ジブリに登場する飛行機...

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最新の飛行機を紹介して、お客様から学んだこと

2016年12月01日 木曜日

僕は、オープンデイのクラス企画で最新の飛行機を紹介しました。今まで三年ほどかけて世界中でとりつづけた写真の評判がかなり良く、けっこううれしかったです。最新の飛行機は、かなりあるので、場所があれば全て説明したかったのですが、場所が取れなかったので、それはとても残念でした。エアバス社とボーイング社ならば...

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OPEN DAYで劇を演じて ~先輩達は違った...セリフに演技をつける、小さなしぐさ、そしてお客さんを泣かせる~

2016年11月30日 水曜日

私は、OPEN DAYのフリープロジェクトで演劇に参加した。劇の名は「UP TO YOU」二人の少女が入れかわるストーリーだ。私は、この劇でさまざまな事を教えられた。小学校の時に劇をやったことは何度もあるが、どの劇も一つの役につき数人いたので、セリフは短くて覚えるのも簡単だった。しかし、中学生として...

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OPEN DAY

2016年11月28日 月曜日

後輩たちの楽しそうな声が聞こえる。OPEN DAY準備期間が始まったそうだ。その光景を横目で見ながら勉強する私達。ふと昨年の思い出が蘇る。今年は、準備期間の残り3日から参加する。それを楽しみに、図書館で必死に勉強した。OPEN DAY準備期間。私は、キッチンの係を選んだ。思った以上にハードワークで、...

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OPEN DAY

2016年11月27日 日曜日

今年のオープンデイは特に思い出も作れず終わっていくんだろうな、と図書館で後輩のはしゃいでいる声を聞いて思っていた。去年とは違って自分には関係ないイベントに感じた。補習期間が終わって、高校3年生がオープンデイ活動をするのはたったの2日間。しかし、この2日間はとても思い出深いものになった。正直オープンデ...

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ヤキトリ職人 at OPEN DAY

2016年11月26日 土曜日

両手にタレの付いた軍手。背中には青地に「祭」と書かれた赤の文字。耳からは僕が好きなRADWIMPSの曲が聴こえる。目の前には銀の金網にのった串刺しの肉とネギ。さらに顔を上げると、こっちを見てくる人、横を見れば自分と同じような青い職人。思った以上に忙しかった。職人を離れられたのはラッフル(福引)に行っ...

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輝いて

2016年11月24日 木曜日

皿並べが終わって、New Hallから出た瞬間、ぶるりと体を震わせた。寒い。風は微かながらも冷たく頬を撫でた。こんなに寒かったっけ。そう思いながら白板を見ると11月と書いてある。えっ、もうあと1ヶ月なのか。この学校から居なくなるまで。2年前。高校1年生だった私。髪が短く、ネクタイも結ぶことが出来なか...

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「短期留学を通して」

2016年11月22日 火曜日

一学期の終業式が終わって、皆が日本やイギリスその他の国の、それぞれの自宅へ帰る頃、私を含む四人は、ホームステイ先の人の到着を今か今かと待っていた。しかし、今回の一番の目的は、ホームステイをするためではない。現地校へ「一週間の短期留学」をするためだった。今回の短期留学は、いつもの短期留学と違って、一人...

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立教英国学院の池

2016年11月21日 月曜日

私のドミトリー(生徒が住んでいるところ)には、そこそこ大きな、角ばっていない三角形の池がある。その池は、決して綺麗とはいえないが、英国のお屋敷に居るような雰囲気を味わえるから、私は好きだ。私は、よくその池の横の道を散歩する。特に用は無いけれど散歩する。それはその池にずっと前から住んでいるカモの家族が...

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私の青春

2016年11月20日 日曜日

私の青春はきっとあの日から始まっていた。この学校に入学する時、父と一緒にロシア経由で来た。そこで事件が起きた。私と父がロシアに到着した時、既にロシアからイギリスへの飛行機は離陸した後だった。入学式の前日はイギリスの高級ホテルに一泊する予定だったが、そのホテルの予約を取り消した。父は近くにいたCAの人...

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あした天気にな〜れ!

2016年11月18日 金曜日

今日は曇りで朝からずっと寒かった。こんな作文を書くのにふさわしい天気じゃない気もするが、そうでない気もする。2学期の終業礼拝まであと1ヶ月と1日の今日、勉強をしなければならないという気持ちと残りの時間を大切に過ごしたいという気持ちが交差して、形容しがたい何かがこの胸でうごめいている。僕は成長しただろ...

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考えていること

2016年11月17日 木曜日

「何を書こう。」最後の作文と聞いた時に真っ先に思ったことだ。無難に、高校生活を振り返ってみようかなと考えたが、最近学んだ事について書くことにした。私は、2週間前に受験の為日本に帰った。帰るということは書類審査が通ったという事なので嬉しくて、頭がいっぱいになり浮かれていた。なぜなら既に一校落ちて、AO...

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ロンドン

2016年11月15日 火曜日

ゆっくりと自分とクラスメイト達を乗せて上昇していくカプセルの中で、僕はぼんやりとロンドンの街並みを眺めていた。実はイギリスに来てから、ロンドン・アイに乗ったのはそれが初めてではなかった。最初にあの巨大な観覧車に乗ったのは、2年半ほど前、入学式より数日早くイギリスを訪れ、母とロンドン観光をしていた時の...

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高校3年生

2016年11月14日 月曜日

ミニチュア世界にいるみたいだった。私はアウティングで初めて上空からロンドンを見た。元々ロンドンの街並みが好きで憧れていたのだが、上から見ても普通に見てもやっぱり好きだと思った。そんな、最後のアウティングの始まりだった。しかし、いつも通り楽しんでいたからなのか、あまり「最後」と感じることができなかった...

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レ・ミゼラブルの世界に圧倒されて

2016年11月13日 日曜日

午後7時29分。もうすぐだ。私は今すぐにでもミュージカルの世界に入って行きたくてうずうずしていた。「始まった!」そう感じてからはもう私は別次元にいるようだった。好きな映画は、と聞かれたら迷わず「レ・ミゼラブル」と答えるだろう。それ位私はレミゼの世界観が好きで、曲が好きだ。レミゼはどんな私にも勇気と希...

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「最初で最後のオープンデイ」

2016年11月11日 金曜日

 私にとって最初で最後。これは、立教に来てからどのイベントにもあてはまるだろう。だが、このオープンデイだけは、このオープンデイだけは最初で最後で終わらせたくないイベントだった。 夏休みに入る前から少しずつ色々なことを決めてきた。話し合いにならなかったときも数知れずあった。二学期に入ると、その話し合い...

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「残り香」

2016年11月09日 水曜日

 オープンデーから三日たった教室は、机と椅子だけの簡素な部屋へと戻っていた。しかし、注意してよく見てみると、所々に剥がされていないテープや、掃除機で吸い取れなかった切れ端があることに気付かされる。こういった時、普段なら自然と手を伸ばして捨ててしまうのだが、どうしても頭の中で映画の様にたどたどしく流れ...

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「オープンデーの思い出」

2016年11月07日 月曜日

 ドラムロールが早まっていくと同時に自分の心拍数もバクバクとあがって行くのが分かった。ドラムロールが止まり周りが一気に静まりかえった。そしてまさかの総合優勝第一位。 「せーのっ。」初めてだった。くす玉を割ったのも、こんなにクラス全員で喜びあったのも。毎年やってくる立教最大イベント、オープンデー。何度...

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『オープンデーが終わって』

2016年11月01日 火曜日

 オープンデーを経験して一番思ったことは楽しむことは大切ということだ。 オープンデーの準備期間中、良いアイディアが思い浮かばなかったり、思い浮かんだアイディアをなかなか形にすることができなかったり、楽しくない作業ばかりでつまらなかったり、みんなお互いにいろいろな不満を持ち、友達関係がギクシャクしたり...

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『有終の美』

2016年10月31日 月曜日

 「模造紙部門第1位は...(ダカダカダカダカダカダカダカダカ・・・ダン!)高等部1年 世界はこれをトイレと呼ぶんだぜ」 これを聞いた時、とび上がって喜んで興奮がおさまらなかった。 私は、OPEN DAYで模造紙班として活動した。字が汚く、サボりぐせのある私は、大きな仕事はもらえず、最初はひたすら雑...

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『人との関わり』

2016年10月30日 日曜日

「日本人の方ですか?」突然、流暢な日本語でそう話しかけられた。私は自分が立っている場所を思い返した。イギリス、ケンブリッジ、マーケットの近くのサブウェイの目の前。私は咄嗟のできごとに困惑し、頭の回転が止まった。かろうじて「えっ?」という声を発することができた。すると彼女はもう一度、流暢な日本語で、「...

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「最後」

2016年10月29日 土曜日

あー、もう最後のアウティングだ、そう誰かの呟き声が耳に入ってきた。私は耳を疑った。正直まだ信じることができなかった。「最後」という言葉が引っかかったのだ。1年前から覚悟はしていた。これから行うすべての行事がもう「最後」なのだと。オープンデイのクラス企画、合唱コンクール、球技大会... 一つ一つ終わっ...

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「満たされる」

2016年10月28日 金曜日

高3最後のアウティングは綺麗な晴れ空で風が少し肌寒い。ロンドン・アイに乗り込んで徐々に地面が遠くなる。もう何回目だろうか、そんなことを考えていた。皆がはしゃいでいる。なんだか子供みたいだった。それは私も含めて。2組だけとは言え、皆でどこかへ行くのも最後なのだと思うと少し寂しい。立教英国という特別な環...

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『晩禱』

2016年10月19日 水曜日

チャペルに入ると、壁一面に色鮮やかなステンドグラスが広がっていた。高い天井に沢山の柱や像、今まで見たことのある教会とは桁違いのスケールだ。今回のアウティングの行き先はケンブリッジだった。ガイドツアーや買い物など色々楽しみはあったが、特に印象に残ったのはチャペルでの晩禱だ。キングズカレッジ内のチャペル...

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ケンブリッジ大学サイエンスワークショップ

2016年10月12日 水曜日

この夏僕は、二つのサイエンスワークショップに参加した。それによってこの夏は学びの多いものになった。その内の一つがケンブリッジ大学でのものだ。期待と不安を抱きながら日本から参加する生徒が来るのを待った。その夜の自己紹介は、予想通りでありながらも、衝撃的であった。五つの目がある化石が好きという人がいたと...

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夏の終わり

2016年09月30日 金曜日

夏休みが終わる直前、僕は模試を受けた。夏やってきたことを全て出すべき場であった。だから、僕は相当な気合いを入れていた。しかし結果は最悪。僕は夏、もし勉強していたかと聞かれたら、した、と十分答えられるくらい勉強した。僕には夏の勉強に関すること全てを記録したノートがある。きちんと計算したことはないが、一...

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帰る場所

2016年09月29日 木曜日

iPhoneを使えない。恋愛禁止に近い妙なルールがある。外出の機会はほとんどなく、ロンドンに行くことが出来るのは学期に一度だけ。先生と四六時中過ごさなければならないし、プライベートとは無縁に近い...時折こうして立教英国学院のことを日本の友達に話す。皆初めは普通とかけ離れたこの学校に興味を示すが、最...

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高校3年生、2学期を迎えた今

2016年09月28日 水曜日

日本より少し肌寒い。空港から学校に着きバスから降りると、先に着いた生徒が夕食を食べている。そして周りを見渡すと、自然豊かな美しい緑が広がっている。こんな環境の中での「大家族」生活も、高校3年生にとっては今学期で最後だ。そう思うと、立教での生活は、とても早く感じた。立教では、オープンデイや、球技大会な...

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特別な夏休み

2016年09月27日 火曜日

私がすでに日本に帰る頃には夏休み、残り1ヶ月。空港についた瞬間に日本の夏特有のあの熱気が私の頰を撫でた。みんな勉強してるし、私もやらなきゃなぁ、なんて思いながらも自分の家に帰った喜びで、つい色々な誘惑に負けそうになる。それに日本の夏は暑いったらありゃしない。こんなんで集中できるか、と何とかして勉強が...

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ふと、思う。

2016年09月26日 月曜日

夏。28度、いや、それ以上かも分からない。とにかく暑い。イギリスなのに。そんな愚痴を吐く。朝からしていた勉強も集中が切れてしまった。一休みと団扇片手に空を眺めた。ふと気付く。そういえばイギリスで過ごす夏はこれが最後なのだと。あぁ、もう4年目になっていたのか。特に立教の3年間は早かった。高校1年の頃先...

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与えられたもの

2016年09月25日 日曜日

ふと目線を上げ、見慣れた白い文字盤をぼんやりとした意識の中確認する。時刻は午後11時40分。いつからだろうか、一日が終わる度に、「あぁ、また終わってしまう。」と感じるようになったのは。この頃、誰もが知識としては持っているであろうごくごく普通のことに、実感とともに気付きつつある。自らを取り囲むほとんど...

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お先真っ暗受験デイズ

2016年09月23日 金曜日

虚無感。僕の高校最後の、高校3年生としての夏休みを振り返るなら、この一言に尽きる。受験生の夏休みは天王山と呼ばれている。もちろん僕は夏休みの間、天王山を登っていた。いや、登っていたつもりだったかもしれない。なぜならいくら登っても登ってもまったく山頂が見えてこなかったのだ。そうして時間が過ぎていき、夏...

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久しぶりのロンドン

2016年09月19日 月曜日

 サイエンスワークショップに参加する私を含めた四人は、リンネ学会、王立研究所、梶田先生の特別講演に訪れるべくロンドンに外出しました。 リンネ学会とは、スウェーデンの博物学者カール・フォン・リンネに由来し、現存する世界で最も古い博物学の協会です。「自然選択説による進化論」は、リンネ協会の会合で初めて公...

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「イタダキ」

2016年09月18日 日曜日

 僕の前には多分、今まで生きてきた中で打ち当たった一番高い壁'高校受験'が、その太い胴体を堂々とかまえて聳え立っている。どれ程の高さなのかなど、見当もつかない。その高さ、険しさに圧倒されて一歩後ずさりしながら考えた。 僕の正面には、地底から山を貫いて空に打ちつけられたくぎのような岩が見える。槍ヶ岳。...

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貴重な体験

2016年09月17日 土曜日

七月四日、僕たちはノーベル物理学賞を授与された梶田先生の話をロンドン日本大使館で聞きました。ただその日に話を聞くだけでは話の内容が良くわからないと思い、僕たちは梶田さんがノーベル物理学賞を授与されたスーパーカミオカンデとニュートリノについて調べることにしました。正直に言って調べる前はどうせ話が難しす...

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「泡沫の美」

2016年09月16日 金曜日

 毒々しいくらいの真紅に染まり、剥き出しになった「ソレ」を前に、私は心を奪われていた。 「ドン。」 大きな爆発音。ようやく我に返り視線を上げる。そこには絶えることなくつぎつぎと夜空に咲き乱れる満開の花々。咲いては散り行きそして一瞬にして全てを出しきる。微かな火薬の匂いと共に今年も美しく、盛大にまた色...

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「命の大切さ」

2016年09月15日 木曜日

 学校から帰ってきて日本に戻ると、家で待っていたのは段ボールに入った大量のうずらの卵だった。 聞くと妹がテレビか何かの紹介を見て、今年の自由研究はうずらの卵の観察にしたらしい。そういえば自由研究なんてものもあったなと懐かしく思うと同時に、本当に成功するのだろうかと不安にもなった。 卵はスーパーで買っ...

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リンネ学会のすごさ

2016年09月13日 火曜日

僕たち高校2年の4人は岡野先生の引率でリンネ学会を訪れました。入り口には最近よく会う立教大学の庄司先生が待っていました。リンネ学会の一階ではダーウィンについての話などを聞きました。その話の中にはリンネ学会に飾ってあるダーウィンの絵がオリジナルで、美術館に飾ってあるものはコピーだ、というような衝撃的な...

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〈サイエンスワークショップ Briefing Weekend〉新しい友人

2016年09月12日 月曜日

 私はこの補習が始まってから多くの英国人の友人を作りました。その友人達との出会いは、7月の8〜10日に立教で行われたBriefing Weekendというワークショップでです。これは、名古屋大学と東北大学のサイエンスワークショップに参加する英国の子達が、事前に立教で日本の文化やマナーなどを学ぶ二泊三...

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さまざまな人々--梶田先生のお話を通して

2016年09月10日 土曜日

日本大使館で僕たちはノーベル物理学賞を受賞した梶田先生のお話を聞いた。会場はおしゃれな雰囲気で、そこにいる人たちもそれぞれの分野で活躍中の人に見えた。特に研究職の人が多く見られた。僕たちは前日にニュートリノについて調べ、できる限りの準備をしていた。それでもやはり、梶田先生が目の前で話し始めると、なん...

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『イギリスに住む自分』

2016年09月08日 木曜日

 一学期も無事に終わり、二ヶ月もある長い夏休みが始まった。あと数日で八月となるが、そんな中僕は母と弟二人の四人で日本に帰った。 僕はイギリスに来るということで、まず「英語」にたくさん触れて、少しでも英語を上達させようと決めていた。これは英語圏の国に住むということになった人なら誰でも思う事であろう。ま...

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『携帯の使い方』

2016年09月07日 水曜日

 私はこの夏休み、一週間携帯を使わずに過ごした。親戚の家で過ごしている間に故障してしまい、修理するまでに時間がかかったのだ。私は特に自分が携帯に依存しているとは思っていなかったし、少しの間くらいなくても困らないだろうと思っていた。けれど、それは間違っていたようだ。 まず、暇な時間を潰すものがない。時...

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成長

2016年08月05日 金曜日

引退試合が終わり、僕は帰りのバスの中でいつもよく見る田舎景色を見ながら一人思った。「終わりか。」初めて練習に行った日から今日まで約2年。「楽しかった。」とか「もっとプレーしたかった。」は二の次でこの言葉が自然と頭に湧いてきた。部長として約1年間、嬉しい時も辛い時ももちろんあった。辞めたい時もあった。...

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ウィンブルドンで

2016年08月04日 木曜日

ウィンブルドン初日、曇り時々雨。そんな中私達は、午前4時半に起床、朝7時から列に並んでいた。自分のいる位置から見えるのは、人、人、とにかく人。ものすごい数の人が並んでいた。この並んでいる人たち全員テニス好きで、今日を楽しみに来ているのかなぁ、なんて他人事を考えながら、淡々とただ時間が過ぎるのを待った...

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ウィンブルドン

2016年08月03日 水曜日

私は学校の遠足で、ウィンブルドンへテニスを観戦しに行った。学校に帰り、時刻は、だいたい7時半だった。食事の席に着くと、日焼けで真っ赤になっている皆の顔が見えた。隣の席に座る中学1年生の男の子に今日は楽しかったかと聞くと、楽しかったと言い、今日見た選手の名前や、どのプレーが良かったかなどを話してくれた...

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最後のウィンブルドン

2016年08月02日 火曜日

まだ、太陽も出ていない霧ががかかった早朝。私たちは、目覚めた。今日は、この高3で行ける最後のウィンブルドンだ。理想のあのテニスの聖地。ちょうど2年前、初めて行った時のことを思い出した。まだ、テニスというのも知らず、ただの気休めのイベントだと思っていた。あー、行くのがダルイ。疲れる。なんて思っていた。...

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背水の陣を敷く私の人生

2016年08月01日 月曜日

今、高3になって2ヶ月が経とうとしている。私は2ヶ月前と何が変わった?こんな質問を自分に投げかけても即答できるものが何もない。私は2ヶ月ぼーっとして過ごしたのか?いや、球技大会は真面目にプレイした。放課後も呆けてなどいない。ちゃんと勉強していたはず...。そう「はず」という言葉がどうしても入ってしま...

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サイエンスワークショップ体験記:当たり前を生み出す偉大さ

2016年07月31日 日曜日

7月4日に僕、桑原、上坂、森の4人は岡野先生に引率されてロンドンにあるリンネ学会に行った。リンネとは、世界で始めて、世界中の生き物を分類した人である。始めに、司書さんからリンネ学会の歴史について聞かされたあと、分厚い扉で厳重にガードされた地下室にはいった。まず目に入ったのは大量の本。そして大量の引き...

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サイエンスワークショップ体験記:三次元の考え方-リンネ学会を訪れて

2016年07月30日 土曜日

昨日、僕は本当に貴重な体験をさせてもらった。リンネ学会へ行き司書のエレインさんからリンネ学会の歴史と成り立ち、また自然選択説を発表したダーウィンとウォラスの関係にいたるまで説明していただいた。次に、地下にある分厚い扉で閉ざされた、古い本のたくさんある保管庫へ案内された。正直、博物館のようでつまらなそ...

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サイエンスワークショップ体験記:一生に一度

2016年07月29日 金曜日

 心臓のどくどくという音は、加速して行く。私は今まさに緊張の絶頂にある。 私たち高校2年生4人はケンブリッジ大学や東北大学で開催されるサイエンスワークショップに参加する事になっています。この大冒険の最初はロンドン日本大使館で開催されるノーベル物理学賞を受賞した梶田先生のお話を聞くことでした。 岡野先...

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サイエンスワークショップ体験記:待ちに待ったサイエンスワークショップ

2016年07月28日 木曜日

初めてサイエンスワークショップに行きたいと思ったのは中学二年生のときだった。当時の高校二年生が、ハエを使って行う細胞分裂の実験のプレゼンをしているのを見て自分も行きたいと思ったのを覚えている。高校一年生になるとより具体的な話を聞き、それは憧れから目標ともいえるものになった。当時の僕が何を思って強い憧...

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ホームステイ

2016年07月27日 水曜日

私にとって、初めての友達とのホームステイでした。前に一人でホームステイをした時は、不安で不安で仕方なかったけれど、今日は友達と二人ということで全然不安などなく、何とかなるさ精神でやりきることができると思いました。そして、ホームステイが始まりました。家は、とても広く、庭が大きい事に感動しました。ペット...

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ハーフタームを終えて

2016年07月26日 火曜日

もう、気づいたら高3の6月。そろそろ、受験も近づいてきて、意識を変える時期だ。世の受験生は、必死で夢に向かっている。その時、自分はどうなのかと考えた時、まだ本気を出せていなかった。自分の悪いところを考えると、まだ余裕というものが心にあった。まだ勉強は、と言って逃げている自分がいた。このままだと、後悔...

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理系

2016年07月25日 月曜日

理系。理系は、数学や理科などの科目を特に重点的に学ぶコースで、立教では高校2年で文系・理系に分かれて勉強する。私は理系に進んだ。理系に進んでから、ふと思ったことがある。「なぜ私は理系科目が好きなのだろう。」周りの理系の子は、親がそういう仕事に就いていたりする子が大半だ。私の両親は特にそういうのではな...

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挑戦

2016年07月24日 日曜日

起きたのは午前6時45分。ぼうっとする意識の中、鏡の前に立って初めて今日が何の日かを悟る。負けられない戦いが今日ある。幾度も挑んだ闘いに今日ついに終止符が打てるかもしれない。そう思いながら朝の仕度を始めた。この闘いに挑むようになったのはいつからだろう。そうだ。中3からだ。僕は挑戦状を出す度にその高す...

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ゴージャス

2016年07月22日 金曜日

ゴージャスと聞いたら、何を思い浮かべるだろうか。私たち日本人は、きらびやかなものや、金ぴかのもの、高価なものをイメージするのではないだろうか。しかし、ホームステイ先の人は、私の思うゴージャスとは全く違うものに、ゴージャスと言っていた。一緒に歩いていた時、古い家ばかりが並んでいる通りがあった。400年...

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ウィンブルドン

2016年07月21日 木曜日

 今回のウィンブルドンは、待ち時間に雨が降ったり止んだりで、初めはそんなに楽しみにしていなかった。私が知っているような有名な選手は全部センターコートで試合が行われていて、ウィンブルドンまで行っても結局モニターで見るのか......と思って、全然期待できなかった。 だから、端の方の小さなコートではなく...

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観察眼

2016年07月20日 水曜日

人生5度目のウィンブルドン。中学1年生の時は、どんな選手がいるんだろうか、選手のサインもらえるかなぁなどと、いろいろなことを考えていた。今思えば、随分簡単に考えていたなぁと思う。選手にとっても年に1度のウィンブルドン。そう易々と選手がサインをくれるわけがないじゃないかと、5度目にして初めて気づいた。...

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学年の変わり目、意識の変わり目

2016年07月17日 日曜日

私にとってこの春休みは、けじめをつける休みになった。自分の描く将来、そしてその為に進むべき進路、普段は話さない真面目な話を、母と何度もした。また、こんなに真面目な話を母としたのは立教への入学を考えた時以来だった。「大学生になったら何したい?」母が、まだ来年受験生になるという自覚を持っていない私にかけ...

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ウィンブルドン2016

2016年07月16日 土曜日

 ものすごい拍手と歓声が沸き起こった。しかし、その雰囲気はすぐに消え、しんとした空間の中で選手の出す声とボールを打つ音が響いていた。ボールの音が止まるとすぐに、大きな拍手と歓声が聞こえてきた。このくりかえしが一時間半続いた。あの時間は私にとって夢のような時間だった。 私は、学校行事の一つでウィンブル...

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〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.5 最終回〉ロンドンアイは日本の観覧車とちょっとちがう?!

2016年07月15日 金曜日

今回のハーフタームは、この中1のクラスにとっての初めてのハーフタームでした。日本の家に帰ったり、イギリスの家にホームステイをしに行ったりする人が大半でしたが、ぼくは、母にイギリスに来てもらい、ホテルでハーフタームを過ごしました。様々な所へ行きましたが、その中でも良かったのが、ロンドンアイです。ロンド...

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〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.4〉ハーフタームに熊本で

2016年07月14日 木曜日

私は、家族と一緒に熊本に行った。お父さんが熊本の震災で家をなくした人達のために作ったテント村が閉村することになり、その片付けをしに行ったのだ。テント村につくと、いっぱいあったテントもだいぶ少なくなり、160個ほどあったテントが20個くらいに減っていた。そのテントに住んでいる人に片付けてもいいかを聞か...

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〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.3〉大人とだけじゃない!ホストファミリーの子供と一緒に

2016年07月13日 水曜日

今回は立教に来て初めての、ホームステイをしました。ホームステイ自体は初めてではないのですが、グループでのホームステイは初めてなので、けんかなどをしてしまわないか心配でした。初日、みんなで自己紹介をしました。その時、ホストファミリーのお母さんのジョアンナが言うには、ここに来る立教生はいつも名前で呼んで...

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〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.2〉ハーフタームに帰国して、イギリスと日本を考えた

2016年07月12日 火曜日

このハーフタームは僕にとって初めてであり、イギリスから帰国するのも初めてだった。日本に帰国するとき、入国審査などでとめられないかなどの心配はあったが、無事に帰国することができた。日本では、イギリスとはまったく違うところがあった。一つは、食文化の違い。イギリスはポテトが主食で、いろいろな料理にふくまれ...

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〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.1〉 初めてのホームステイ ホストファミリーの笑顔につつまれて

2016年07月11日 月曜日

僕は、生まれて初めてホームステイをしました。小学校で一回、ホームステイを申し込んだ事があったけれど、男子がほかにいないため、一人になってしまうそうだったので、やめました。小学校でホームステイを申し込んだ時は、不安でいっぱいでした。でも、行かない事になったので、その時は少しほっとしました。そして今回、...

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涙の種類

2016年07月10日 日曜日

今日、初めてバレーの大会に出た。高校3年生の引退試合だった。Aチーム、Bチーム。2つのチームにわかれておこなった。私は中学2年生なのでBチーム。同じチームの人は皆、私より学年が高くとても緊張した。当然バレー部の中には大会に出られない人もいた。私はその人の分までがんばらないといけない、そのような気持ち...

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ハーフターム

2016年07月06日 水曜日

私は親と3人でこのハーフターム中アイスランドへ行った。3泊4日の小さな家族旅行だが、受験シーズンに突入した高校3年生の私にとっては、「なんでこのタイミングで行くのかなぁ。」と嫌に感じるものがあった。しかし、初日から、レイキャビク空港に着いた時点で、私はそこにある圧倒的な自然に心を奪われて、そんな気持...

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高3

2016年07月05日 火曜日

小学5年生の9月、私は立教に入学した。当時は見るもの全てが新鮮で、どんなに些細な事でも感動していた。そしてその感動を与えてくれる先輩方に、強い憧れを抱いていた。中学1年からは、クラスメイトがうなぎ登りに増え続けた。教室は徐々に賑やかになっていった。それにつれて先輩との関わりは減っていった。しかし先輩...

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不安

2016年07月04日 月曜日

授業が終わり、シャワーに入り、30分後には、また教室にいる。ギターの音、後輩たちが部活に向かう声、小学生たちが仲良く遊び楽しんでいる声、こんな音を耳にしながら僕は教室で放課後、勉強をしている。よく、1年前を思い出す。自分たちが部活に行く途中で教室で勉強を黙々としている高校3年生の姿。そんな姿と今の僕...

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ポンコツ受験生

2016年07月03日 日曜日

受験をするか悩み始めたのは高校2年の3学期で、人の意見に流され続けて気がつけば高校3年になっていた。受験をするのだろうと他人事のように思いながらも、両親の前ではついごまかしてしまう。良い大学に行きたいという思いと、失敗するのが怖いという思いの狭間で私は常にプライドと戦っていた。私の人生を列車に例える...

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生き生きした立教生の一員に

2016年06月21日 火曜日

活力にあふれた人達。それが、私がここの生徒達を見て思ったことだ。 球技大会は入学してからわずか2週間後に行われる。ここに来たばかりの私は、忙しい寮生活や学校生活に直面していた。慣れない環境の中、放課後には大会の練習が始まり、さらに授業や小テストといった日常があり、私はすぐに心身ともに疲弊した。自分が...

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最高学年を支える学年

2016年06月20日 月曜日

 「絶対勝つぞ!」「おー!」同じTシャツを着た五人は円陣を組み、気合を入れる。数十秒後に始まる試合にどきどきしながら、作戦の最終確認をし、細かく足でステップをして、軽くウォーミングアップをした。そして、ブザーと同時にバスケットボールはジャッジの手を離れ、私たちの頭上に上がり、私たちは一斉に動き始めた...

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球技大会

2016年06月19日 日曜日

 私は今朝まで球技大会が嫌で嫌で仕方がなかった。なぜなら転校してきたばかりの私は、前日にクラスの輪に入ることができず、みんながTシャツにコメントを書いてもらっている横で、結局一言も書いてもらうことができなかったからだ。当日の朝も本当に嫌で仕方がなかった。何もかもすべてネガティブに考えていた。担任の奥...

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兄と僕の協力

2016年06月15日 水曜日

 ハーフタームはあっという間に終わりましたが、終わる1日前に、兄が家庭科の宿題でおおさわぎしていました。だから仕方がないから、手伝ってあげました。 何を作ったかというとざる豆腐と親子丼です。僕は作る過程をカメラで撮りました。 大豆を水につけたり、ミキサーにかけたり、お湯の温度を計ったり、とても大変な...

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東京タワー600段

2016年06月14日 火曜日

ハーフタームが終わる1日前に東京タワーに行きました。起きた時に600段登ることを考えたらいやになりました。いとこはとても楽しみにしていました。 いとこは兄弟みたいな存在です。年は10才です。とても元気な男の子ですが、いたずらっ子でもあります。 東京タワーに行く電車の中では、みんな静かにして体力を使わ...

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ハーフターム

2016年06月13日 月曜日

 今回のホームステイは、過去2回に比べて一番ホストファミリーとかかわりを持てたホームステイでした。過去2回はホストファミリーと一緒に出掛ける機会があまりなかったのですが、今回はリトルハンプトンのビーチから始まり、近くの村のお祭りやペットワースハウスという昔の領主のお屋敷の見学、日本食レストランなど様...

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ジョージ・アボットスクール交換留学体験記「新たな挑戦」

2016年06月11日 土曜日

僕は今回初めてイギリスの現地校との交換留学プログラムに参加した。現地の同世代の人と今まで関わったことがない僕は、うまく会話ができるか、授業についていけるかなど不安な気持ちでいっぱいだった。交換留学先はギルフォードの街中から少し外れたところにあるGeorge Abbot Schoolというyear7(...

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春休み

2016年06月08日 水曜日

高校三年生になる前、最後の春休み。学年のほとんどの人が受験に向けて、エンジン全開で走り出す準備を始めるだろう。私も、もちろんその人たちの仲間だったが、一つ新しいことに挑戦することにしていた。それは、シンガポールの人たちとの交流を深めることだった。両親がシンガポールに移住してから一年半がたったが、今ま...

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決意の雨

2016年06月07日 火曜日

冷たい雨でした。日本からヘルシンキまで十時間、そこからイギリスまでさらに三時間。立教に着いて、タクシーから降りると、冷たくも優しい雨が長いフライトで疲れた私をいやしてくれた。そして高校生活最後の一年を歓迎しているようにも感じた。「ああ、最後の一年が始まる。」思えば、ここに来るまで本当に速かった。周り...

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十人十色の意味を実感した春休み

2016年06月05日 日曜日

 あっという間に終わった三学期、イベント、英検、期末テストと盛りだくさんの二ヶ月だった。よく両親から二学期は期間が長くオープンデーの準備もあるから大変だね、と言われるが自分にとっては三学期の方が忙しいと感じている。 自分が感じたあっという間の二ヶ月は両親にとってはとても長く、春休みの一ヶ月はあっとい...

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高校最後の行事で気付いたこと

2016年05月29日 日曜日

"私は臆病者である"今回の代表キャプテンもそうだが、私は生徒会とかバスケットボール部の部長とか、何かと人をまとめることが多かった。沢山悩み事もあったが、誰にも話すことはなく、自分の弱いところなんて人に見せなかった。全て溜め込んでいた。これが強い人間... 今までそう思っていた。だが、この球技大会でそ...

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私≠悪魔

2016年05月28日 土曜日

小学校6年間の運動会と中学高校の球技大会で私は団体で一度も勝ったことがなかった。個人競技で勝ったことはあったが、私は人生で一度でいいから団体で勝ちたかった。全体で喜びを分かちあってみたかった。今まで私は人に、「私は人生でスポーツ大会で一度も団体で勝ったことないんだよね。」と言えなかった。絶対それを聞...

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最高の仲間

2016年05月27日 金曜日

正直に言うと、私の球技大会は勝つことにあった。楽しむことと勝つことは同義であった。負けるという概念すら持っていなかった。なぜなら全力で頑張れば結果が必ずついてくるものだと思っていたからだ。だからであろうか。試合が終わったとき、私の頭は呆然と宙に浮いていた。キャプテンとしてみんなに声をかけたくても体が...

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春暁

2016年05月22日 日曜日

 閉めきったカーテンの下からわき出てくる陽の光は、うす暗い部屋を照らす。段々と家具が現れ色が足されていくのを見ていると、昨日とは別の世界で目覚めてしまったような、知らない人になったような気持ちになる。僕は春のこの時間が好きだ。夏でも秋でも冬でもいけない。春の朝が好きだ。 よくマラソンは人生に例えられ...

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「最高」がそろう瞬間

2016年05月20日 金曜日

球技大会。僕たちの青春が終わる嫌な行事。この球技大会が終われば僕たちはもう完全に受験生だ。後輩たちが頑張って1つのものを作り上げようとしている最中も、後輩たちが一生懸命歌っている最中も、僕たちはただひたすら夢に向かって全力疾走する。目標の大きさに脅えながら、少しでも近い道を手探りで探しながら、見えな...

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悔しさをバネに

2016年05月19日 木曜日

1回戦目、4回裏、5点差。この回で5点を入れなければ負けてしまう。どうしよう。そんな時、キャプテンが言った。「絶対大丈夫だから。みんな打てるから自信持っていこう!!」私は、そんなキャプテンの言葉に救われた。確実にチームのみんなが塁へと進んでいく。私はその時三塁にいた。ホームには、「小夏、帰っておいで...

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ミレースクール交換留学体験記「一緒に笑って、一緒に遊んで、そうしたらもう掛け替えのない友達だった。」

2016年05月16日 月曜日

「ねえ諒子。この子はとてもアニメが好きなんだよ!」ミレーからの留学生であるエリーが英語で私にベラという女の子を紹介してくれたのはクラスルームに初めて入ってすぐのことだった。エリーとは立教で交流したときに『アニメ』という共通の趣味があって仲良くなった。イギリスに日本のアニメがそんなに普及しているとは知...

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最後の球技大会を終えて

2016年05月14日 土曜日

「あっけないな。」高校3年生である僕にとって最後の球技大会、思っていた終わり方とは、少し違っていた。高校1年で立教に入ってきて、まず初めの行事が球技大会。球技種目には、小学校からやっていたバスケットボールを選んだ。鮮明に覚えているのが、先輩の後ろ姿である。自分のチームの高校3年の先輩が、残り2秒で逆...

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球技大会:いつかこんな先輩になりたい

2016年05月12日 木曜日

「皆、空を見ろ!」キャプテンの声がした。皆いっせいに空を見上げた。ひきづられていた綱引きの綱がグンッと自分達の方へ引き寄せられる。「あ。転びそう。」あまりの勢いの強さに体勢をくずし、後ろに倒れそうになった。「ピーッ」と笛の音がする。自分のチームから大きな歓声が聞こえてきた。あわてて崩れて倒れそうにな...

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バレー 一色だった球技大会

2016年05月10日 火曜日

「バシッ」先輩のサーブがきれいに決まった。「あと1点で25点」と勝利を祈った。ピンクがカットした次の瞬間に勝敗が決まった。ピンクのミスで、水色に1点が入ったのだ。水色が勝ったのだ。 球技大会の競技の希望用紙に、第一希望としてドッジボールに印をつけた。でも人数制限のためバレーになったのだ。それから私の...

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高校3年生になるにあたって

2016年05月05日 木曜日

「最上級生」という言葉を聞くと、少し憂鬱になる。緊張とプレッシャーで、ため息が出そうにになる。「最上級生としての自覚を持て」と、先生方から何度言われた事だろう。高校3年生、勉強しなければならないのはもちろんのこと、生活面においても、常に後輩のいい見本となるよう、心がけて行動しなければならない。また、...

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母のいない1週間

2016年05月04日 水曜日

「気をつけてね。いってらっしゃい。」そう言って私は母を見送った。母は用事があって日本に1週間一時帰国してしまったのだ。ということは、わたしが弟、犬の面倒、そして家事をしなければならない。私は母が帰る前にものすごく心配された。なぜなら、今まであまり家事をやってきたわけでもないし、私が頼りないからだろう...

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語学学校に通って

2016年05月03日 火曜日

私は今回の春休み、家の近くにある、Lexisという語学学校に2週間通いました。始まる前は、同い年の女の子とかたくさん居て、仲良くなれると思っていましたが、いざ行ってみると、自分より年上の大学生や社会人などがたくさんいて、わたしが最年少でした。最初の方は少しがっかりしながら通っていました。しかし、授業...

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初めての...

2016年05月02日 月曜日

私は、この春に初めてのホームステイをして、語学学校に行きました。兄がホームステイはすごく楽しいと言っていましたが、私はそんなはずがないと思いながらホームステイの家に着きました。すると、私の顔を見るなり、「ミユ!ミユ!」とジャンプをしたり、跳んで跳ねて2人の子供が迎え入れてくれました。この瞬間、「あ、...

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暇から生まれる新しい可能性

2016年04月30日 土曜日

「暇。」 休み中、僕はふっと思う事がある。本当は数えきれないほどやる事はある。しかも僕はこの休みがあければ高校生。勉強だって予習するべき、実力テストのための勉強もしなければならない。そんな中、ベッドに飛び込み、ふっと思う。 「暇。」 僕は、よく「時間を大切に。」と、親に言われる。やっと最近その言葉の...

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父からのカード

2016年04月29日 金曜日

家に帰る少し前、母から妹の合格通知が届いたよと言われました。私は、正直驚きました。なぜなら妹は、大のゲーム好きで、一日中携帯を使っているにも関わらず、この学校を選んだからです。妹に理由を聞くと「両親と離れられるから。」と言っていました。 私も、最初に入った頃はそう思っていました。しかし、いざ来てみる...

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入学にあたって

2016年04月27日 水曜日

 私は、小学校と中学校がつながっている学校に通っていたので、外部生としての生活は初めてです。中学生のときは内部生だったので、6年間同級生だった友達が多く、気楽に学校生活をおくることができていました。自分が外部生となって、まだ友達のいない私には、新しく友達をつくるという今まであまり経験したことのない課...

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ミレースクール交換留学体験記「普段関われないイギリスの現地の生徒との会話」

2016年04月13日 水曜日

心躍っていた一週間前とは違い、前日になるとホームステイ先ではいろんなことを考えて不安で心臓がバクバクでした。そんな中何とか眠りにつくことができました。つぎの日は学校と同じ7時起床でした。せっかく春休みに入ったのにと思いながらも目をこすり台所に行きました。私のホームステイ先は娘が昔ミレーに通っていたの...

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ミレースクール交換留学体験記「言葉なんて簡単だよ、だって私はあなた達と話せてるもの!」

2016年04月11日 月曜日

私は、卒業式の日、卒業することとは別の不安でいっぱいでした。現地の学校に行って、人生で初めてのホームステイをするからです。私は人見知りで、英語もまあまあ得意なだけで上手ではないし、心配なことだらけでした。そんな私を励ましてくれたのは、ステイ先の子供でした。まだ5歳なのに、清々しいくらいのドヤ顔で、「...

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ミレースクール交換留学体験記「更に英語に興味がわき、もっと勉強したいと強く思った交換留学」

2016年04月10日 日曜日

1月に立教英国学院で、エリー・エミリー・モリー・サバンナとの交換留学が始まりました。私のパートナーはエリーといって小柄で元気な女の子でした。初めての体験がたくさんありました。 1月の交換留学では、この4人が立教英国学院に来て日本の伝統に触れてもらいました。茶道や剣道、日本語や習字をしました。その時、...

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ミレースクール交換留学体験記「笑顔で見送るつもりだったけれど」

2016年04月01日 金曜日

 去年の三学期、私はこの学校に来た。学校生活に少しずつ慣れてきたころ、私の教室に同い年くらいの英人の女の子がやってきた。周りの生徒に聞いてみると'近くの現地校との交換留学'ということだった。もともと、現地校への留学に興味があった私には交換留学というのは、とても魅力的で絶対に逃したくないチャンスだった...

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ミレースクール交換留学体験記「気持ちが通じ合えたのが嬉しい」

2016年03月31日 木曜日

 私はこの交換留学でコミュニケーションをとることを一番に考えて生活しました。 私のバディはエリーという14歳の小柄な子でした。14歳でこんなに自分をもっているんだと、会ってまずすぐに感じました。なおさらエリーに興味を持って、コミュニケーションをとりたくなりました。最初は自己紹介程度の英語を話していた...

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ケンブリッジ大学サイエンスワークショップ「復興にむかって」

2016年03月30日 水曜日

 ケンブリッジのワークショップが始まるまでの短い間、一緒にワークショップに参加する東北の高校生たちが私達の学校に滞在した。皆で観光名所や近くの町、博物館などに行った。知り合い以外の日本の高校生と接する機会はなかなか無い。部屋が同じだった人と将来の夢や志望校などを話したり、充実した時間を過ごすことがで...

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ケンブリッジ大学サイエンスワークショップ「努力の結晶」

2016年03月29日 火曜日

 昨日行って来た王立研究所には、今学期の授業で習ったばかりのファラデーや、その他の科学者たちの様々な実験器具や、失敗作などがあった。それらを見て、思い出した言葉がある。それは、「1から増やすことはそれほど難しくないが、0を1にするのが難しい。」という化学の先生が言っていた言葉だ。確かにそのとおりだと...

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ミレースクール交換留学体験記「バディーはいなくても」

2016年03月26日 土曜日

私が今回のプロジェクトに参加した理由は、バディーとたくさん話して、自分のコミュニケーション能力と英語力を伸ばしたかったからです。 しかし、相手側の都合で私達中学3年生にはバディーがつきませんでした。それでも絶対楽しめるだろうと信じてプログラムに臨みました。ミレースクールの子達が来て、緊張しながら挨拶...

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ミレースクール交換留学体験記「楽しみ、楽しんでもらえた1週間」

2016年03月25日 金曜日

この交換留学に参加してよかったと思う。最初に食事の席で隣だったエミリーと少しだけ話した。何言ってるか分からなくて、回りを見渡してたらスルーされた。英語の出来ない部分がここで改めて分かり悔しかった。ガーデンハウスから出るとき、個人で少し話した。呼び名の話で、私が「ホンゴー」って呼んでというと「ホンゴポ...

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ミレースクール交換留学体験記「ミレーの生徒が来て」

2016年03月24日 木曜日

私が今回のミレーとのプログラムに参加した理由は英語力の向上が目的でした。しかしいざ会ってみるとそんな気持ちよりも仲良くなりたいと言う気持ちのほうが上回りました。今回ミレー側の希望者が四人しかいなかったため私にはバディーはつきませんでした。最初は不服な私でしたが、しかし接して思ったことはバディーがいな...

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バスケットボールを通じて

2016年03月23日 水曜日

今回の冬休み、僕はいつものように近所の公園でバスケをしていた。しばらくして、友達も来て、全員合わせて4人になった。そして2対2を始めようとしたところで声をかけられた。振り返ると大きい男と、それと同じくらいの身長の男が立っていて、不慣れな日本語で混ぜてくれと言ってきた。3対3が始まった。楽しかった時間...

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気持ちの変化

2016年03月22日 火曜日

「チャーリーとチョコレート工場」のミュージカルを中学3年生で観に行きました。英語の劇を観るのは3回目でした。1回目はアラジン、2回目はレ・ミゼラブル、そして3回目が今回でした。イギリスに来て、私はもうすぐ1年になります。最初は英語で注文をすることもできなくて、早く日本に帰りたいという思いでいっぱいで...

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オペラ座の怪人を見て

2016年03月21日 月曜日

本番はやはりすごかった。一番最初のオーヴァチュアから鳥肌が止まらなかった。以前にも、自分はミュージカルが大好きであるという内容の作文を書いたことがある。高校一年の一学期に「ウィキッド」を見た後に書いた作文だ。なかなか興奮したことを今でも覚えている。だが今回のそれは、ウィキッドには申し訳ないが、前回を...

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今まで、そしてこれから

2016年03月04日 金曜日

 期末試験が終わった日に私の所に一枚の紙切れが届いた。そこには「職員室に来て下さい」と書いてあった。訳も分からず職員室に行くと先生二人とチャプレン、オルガニストの先輩二人が私を待っていた。みんな笑顔で私を迎えてくれた。そして先生に、「オルガニストに選ばれました」と言われた。その時の私は、オルガニスト...

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私の嫌いな"私"の話

2016年03月03日 木曜日

 勝負は好きな方だ。テストだって嫌いではない。ベストを出せるコンディションであるならば。本来私は好戦的なタイプだ。絶対に勝てる試合であるならば。だからかるたは嫌いだった。絶対なんて根拠はどこにもないから。 私達高校2年生は、中学の頃から百人一首に特別力を入れていた。楽しんでいる生徒も多かったし、何よ...

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先輩後輩

2016年03月02日 水曜日

 先輩後輩とは実に不思議な関係である。歳は少ししか離れていないのに、話しているだけで安心したり、自分にはない意見を持っていたりする。 今学期から先輩がいなくなってしまった。2学期の終業式の後には心にぽっかりと穴が空いたような気持ちだった。立教生活において先輩の存在は重要だった。いつも食事の席で私のこ...

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ミレースクール交換留学体験記「立教でしかできない体験」

2016年02月18日 木曜日

今回のミレースクールとの交換留学の目的は、・英語で積極的に話すこと・英語力を高めること でした。交流期間中は留学生4人と様々なコミュニケーションをとることができました   一番印象的だったのは、2日目のクラス交流の時間です。ミレーの希望者だけでなく、中学3年のクラスメートと一緒に留学生との交流を深め...

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ミレースクール交換留学体験記「気づけば英語なんて怖くない、口は勝手に動いていた」

2016年02月17日 水曜日

後10分・・・。後5分・・・。もう少しでエミリーが来る。進んでいく時計の針を見ていると、どんどん心臓の鼓動が早くなっていくのがわかる。私は今回、ミレー・立教交換留学プログラムに参加した。1年前から決めていたから決断に躊躇はなかった。昨年、このプログラムに参加していた先輩たちを見ていると全員英語が話せ...

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ミレースクール交換留学体験記「交換留学に参加してみて」

2016年02月16日 火曜日

私が交換留学プログラムに参加してみて感じたことは、二つあります。  一つ目は、言語の違いについてです。やはり、自分のバディは英語を母国語としているので、バディが興奮して話している時などは何を言っているのかよく分かりませんでしたが、二人で会話が盛り上がった時はとても嬉しかったし、私が伝えようとしている...

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花は咲く

2016年02月12日 金曜日

「花は花は花は咲く......」 小学部と中学1年生は全校合唱コンクールで「花は咲く」を歌いました。 歌の練習のときに、歌詞を覚えてきてと言われたので頑張って覚えようとしましたが、一番と二番が混ざってしまいました。放課後も歌って練習しました。まちがってしまった時は次に活かそうと思いました。次の練習の...

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百人一首大会

2016年02月03日 水曜日

1月23日の土曜日に全校百人一首大会が行われた。私は、百人一首など少しも興味がなく3学期になってクラスの自習の時間で練習を始めた時は正直、面倒くさかった。でも1〜10の札を覚えて百枚の札を並べて練習を始めると目をつけていた1〜10の札だけでもとれて、だんだん楽しくなってきた。「あしびきの」--「長々...

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冬休みに考えたこと

2016年02月02日 火曜日

冬休みにおばあちゃんの家に行って気づいたことがある。猫の寿命が近い。僕ら家族の予想では、冬は越せないくらいだ。小さい頃はよくしっぽを引っ張って引っかかれたりしていたが、今ではしっぽを踏んでも怒らない。昔は台所にも飛び乗っていたのに今では椅子にも乗れない。昔は追いかけると走って逃げていったやつが今では...

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最高学年

2016年02月01日 月曜日

 いよいよ今学期から私たちは、最高学年となる。はっきり言って想像さえできない。中学2年に立教に入学した時からずっと先輩方にいろいろなことを教えてもらってきた。厳しい時もあり、泣きそうにもなったが、今では感謝している。 先学期の終業式で先輩方が「卒業」することに対し、さびしいと感じた。加えて、今までの...

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高2になるとは

2016年01月21日 木曜日

昨年の12月、高校3年生の先輩方は、立教を私たちに託して旅立った。先輩がいなくなると同時に私たち高校1年生は上から数えて2番目の学年に上がり、立教を支えていく学年になる。だが、私にはまだ立教を支えていく自信が無い。もう少しで生徒会メンバーや当直、部長などが決まっていく。自分たちの代が中心になる。楽し...

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