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立教生が綴る英国寮生活

ケンブリッジ大学サイエンスワークショップ「結果の見えない実験の楽しさ」



「はい。これから1分間、近くの人とこれについて話して。」
その時、私は、ここからワークショップは始まっているんだと実感した。

ケンブリッジ大学にコーチで到着して少しした後、私達は大きなホールに召集された。その席は、自由だったが、余り同じ学校同士の子で座ったり固まったりはしてなかった。それがまた後になってみれば良かったなと思う。

オープニングセレモニーなので、ケンブリッジの歴史についてなどを紹介してもらって終わりだろうと予想していた。確かに、教授の挨拶、そしてケンブリッジの歴史や入学方法の話があり、そこまでは予想通りだったが、次はまったく想定外の話だった。教授が、ある女の人を連れてきて紹介し、その女の人が少しプレゼンを行うと言った。その話は脳の話で、主に誤記憶の研究についての話だった。

彼女の話は、とても興味深く、聞いていて楽しかった。中盤辺りになると脳に関するクイズが始まった。その時聞いたのがあの没頭の言葉だ。ある二つの脳の図を見せられ、それぞれ脳のどの部分を使っているかが表されていた。そしてそれが、どんな人の脳なのか。図から自分で考え周りの人と英語で意見を交換し合うというものだった。いきなり、これから1分でと言われ少し焦ったが、案外口は勝手に動いていた。ちゃんと理由も話す事が出来た。また、他の子の、自分とは違う意見がユニークだったり、感心する事もあり、その話し合いが楽しかった。この時、考える事の楽しさを学んだ。

今回のワークショップで学んだ事は沢山ある。プログラムごとに分かれての研究。いつも学校で行う実験は、誰かが成功した実験の真似だ。けれど、今回は違った。まだ今も改善の為に実際に研究を続けている内容だった。そこには、結果の見えない実験の楽しさがあった。コンピュータ・プログラミングで結果を予想をする。そして、次に実験をする。もちろん最終的な結果は予想と異なる場合もあった。そんな時、何故結果が違ったのか。自分達で考えその要因を導きだす。それがなにより楽しかった。

また、専門分野の内容はやはり難しいと感じた。知識が無い分それを頭にいれるのが大変だった。正直辛いと最初は思ったりもした。学んだ事は多かったが、一番大切なのは、何に対しても疑問を追求する事と、積極性の二つだと感じた。まだまだ世界には沢山謎がある。それを、一つでも解き明かしたい。その為に今私が出来ることをしっかりして、沢山の知識を身につけようと思った。
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