立教英国学院

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中学部3年生 卒業生スピーチ


 2011年の4月、東北の大震災から1ヵ月後、私は立教英国学院に入学しました。初めて、12時間かけてイギリスにわたり、緊張しつつもウキウキとした気持ちで、立教英国学院の正門をくぐりました。どんなところかは知ってはいたものの、いざ来てみると、雄大な自然、校内に広がるテニスコートと陸上トラックそして、レンガ造りの校舎―全ての景色に家族そろって感動したのを今でも覚えています。中学1年だった私は、寛大な先生と生徒に迎えられ、この立教英国学院での生活をスタートさせました。親がいなくなった時には少し不安な気持ちになりましたが、すぐ同級生の友達ともなじめるようになり、楽しく過ごすことができました。

 最初の1週間は、毎日初めてのことばかりでとても大変で、時の流れがすごく遅く感じましたが、徐々にそんな生活にもなれていきました。そんな矢先、私の中学校での初めての行事「球技大会」の練習が始まりました。私は、バスケットボールを選択し、毎日練習に励みました。当時のバスケットボール未経験だった私は、高校生たちの練習についていくのが、すごくつらく、バスケットボールを選択したことを後悔した時もありました。でも、やさしい高校生や中学生の先輩たちに1から教えてもらい、少しずつ出来るようになっていきました。本番も試合に出ることができて、とても楽しかったです。そしてこれが、私がバスケットボール部に入ろうと思ったきっかけになる出来事でもありました。また、中学3年生での球技大会ではバスケットボールの経験を生かし、なんとポートボールのMVPを取ることもできました。そういった意味で、この試合は私の中学校生活の中で心に残る思い出の1つになりました。

 2学期に入っての一番の行事はオープンデイでした。中1のときはディズニーとジブリをテーマとした作品、「トトロ・イン・ワンダーランド」でした。オープンデイはみな初体験で戸惑いながらも協力し、なんとか背景を完成させたり、立体的な大きい模型を作ることができました。
 中2では、ブラジルのセラードで起きている環境破壊を題材とし、昨年より8人メンバーが増えた20人でスタートを切りました。しかし、始めてみたものの、なかなかみな思い通りにいかず、ぶつかることも少なくありませんでした。一番の見せ場である模型が当日の3日前にこわれたりなど、アクシデントも多く、時に泣き出す友達もいました。しかし、私たちはそういった困難も乗り越えていきました。そうして自己最高となる賞を3つ取ることができ、クラスみなが納得するような作品に仕上げることができました。私はこのオープンデイでクラスが初めて1つにまとまったと感じました。
 そして、約1年後、中学校3年になった私たちは、昨年よりも人数が9人増え28人になりました。人数が増えたせいか、テーマがなかなか決まらず、もめることも多くてとても苦労をしました。しかし、テーマの「宇宙」が決まるとみな素早く動き、一人で黙々と作業をしている人や大勢で体育館で背景を描いている人、はりがねで自分の体を傷だらけになるまでがんばって模型を作っている人など、それぞれの役割の仕事を果たすことができていました。また自分の仕事以外の事も手伝い、なんとか本番前日にある程度宇宙空間を完成させることができました。そして当日、たくさんの人に私たちの幻想的な作品を見てもらうことができました。賞は、前回より少ない2つだったものの、クラスの団結力は、今まで以上に大きいものになりました。
またオープンデイの企画で、私は中2の時からダンス企画に入りました。理由は、もともとダンスが得意だったわけではなく、ただ単純に踊ることが好きだったからです。初めはついていくのだけで大変でしたが、やさしい先輩方のおかげで踊れるようになり、本番は2年間ともすごく楽しかったのを今でも覚えています。ダンス企画は、私にとってオープンデイがより良いものになった1つの思い出にもなりました。

 私が中2の時の3学期には、「合唱コンクール」が実施されました。私が中学校生活の中で忘れることのできない思い出となったのは、中3の時の合唱コンクールです。私が受験帰国している中、クラスの友達は、練習を進めていました。そのため、ついていくのが大変で、焦りを感じていましたが、クラスの協力もあり、私は完璧に歌うことができるようになりました。
 そして本番。舞台下に並んだみんなの顔は緊張でこわばっていました。しかし、ステージの上ではみなが声を出し、今までで一番良い発表ができました。中2の時より10人増え、声量が増し、男子と女子できれいなハーモニーを奏でることができました。先輩や先生からの評価も多く寄せられ、賞も取ることができたので、大成功を収められたと思います。私にとって最後の合唱コンクールをこのように終わることができて本当に良かったです。

 他にも百人一首大会では2年連続で1位をとることができました。
 私が今まで3年間共に過ごしてきた中3は、にぎやかで個性豊かで、でもやる時はすごく真剣になって何事もこなす、すごく良いクラスでした。男子9人、女子20人という、女子が圧倒的に多い学年でしたが、みな仲良く生活することができました。毎回ホームルームの時には、必ず何かしら注意されたり、たまにとんでもなく授業中うるさかったり、しかし一方で、担任や副担任の先生が大好きな生徒がたくさんいたり、みんながみんなに対して親切で、29人全員、誰と話しても楽しくて笑顔になれる、新入生が来るたびにどんどんにぎやかさが増していく、そんな中3が私は大好きです。このクラスで卒業できてとてもうれしく思います。

 私は、中学1年生から3年間立教英国学院で生活してきました。そして学び、色々な経験ができました。中1の時は、英語の授業で外へ出て町の人にインタビューを積極的に行い、英国人の方々と話す恐怖が消えました。週4日のECでも生きた英語を学び、ホームステイも経験し、イギリスを十分に堪能できました。中2の時は、40周年記念コンサートでトランペット奏者として演奏させていただくことができました。改めてこうして振り返ると、この3年間とても充実した日々を過ごすことができたように思います。また、勉強だけではなく、友達の大切さや目上の人への接し方、テーブルマナー、限られた時間で物事をこなしていくこと、時間の使い方などたくさんのことを学ぶことができました。
 この立教英国学院での貴重な経験を、高校生になっても生かせるように頑張りたいと思います。私にとってこの中学校3年間の生活は一生忘れられない大切な思い出となりました。中3のみんな、優しい先輩や後輩、そして先生方に感謝を伝えたいと思います。
 3年間ありがとうございました。
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