今年もイギリスの空を泳ぐ「立教英国学院の鯉のぼり」

今年もイギリスの空を泳ぐ「立教英国学院の鯉のぼり」 今年もイギリスの空を泳ぐ「立教英国学院の鯉のぼり」
ある晴れた気持ちのいい午後、生徒会のメンバーを中心に高校生10名あまりが駐車場脇の芝生の上に集合。青い空に高く立つポールをゆっくりと倒して何やら楽しげな作業が始まりました。何年も前に日本から送られてきた鯉のぼりのセッティングです。
毎年この時期になると駐車場脇の桜並木の中央と、池のほとりの2カ所に鯉のぼりが気持ち良さそうに泳ぎます。
この鯉のぼり、一つは以前立教に勤めていた飛田先生のお父様が、そしてもう一つは第27期卒業生の岩﨑君のお父様が学校に寄贈してくださったものです。
サラサラと気持ちのいい感触の布を手にして嬉しそうにはしゃぐ生徒たちの手で、カラフルな吹き流しと大きな大きな3匹のコイが順番にロープに固定されていきました。
「イッセイのセッ!」と皆で気合いを入れて真っ白なポールが再び空高く立ち上げられると、スルスルとロープが送られ、まるで生命の息吹を受けたかのように「立教のコイ達」が一斉に泳ぎ始めました。生徒たちの歓声があがると、桜並木で囲まれたこの一角がまた賑やかな季節になりました。