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交換留学:地元ミレースクールの生徒が本校に1週間滞在。日本文化を堪能しました。





昨年度から始まった交換留学システム。現地校の生徒たちと約1週間にわたりお互いの文化に触れ合います。普段から本校では現地校との対外試合や校外学習などイギリス人と交流する機会は豊富にありますが、寝食を共にしつつ、じっくりとお互いの文化を理解し合う機会はとても貴重です。今年は既に2校の学校との交換留学が決まっています。今回はその第1弾、本校から20分程のところにある女子校、ミレースクールから5名の生徒を本校に迎え、1週間の留学体験が始まりました。

土曜日の午後に到着した彼女達。初めての日本文化ゾーンに足を踏み入れた感動と緊張に包まれながら、まずはレセプションで本校のBuddy (滞在中ペアを組んで過ごすことになる相手)と初対面。実はこの滞在に先立ち、お互いのペアの相手と1週間前からメールのやり取りを始めていたのですが、実際に会うのはこれが初めて。片言の日本語を話す彼女らは、実は第2外国語として日本語を習っている生徒たちで、その意味でもこれから始まる1週間の本校滞在には興味津々の様子でした。

到着した週末には折しも3学期最初の学校行事、「新春かるた大会」と「合唱コンクール」が開かれたので、最初から本校生徒たちの生き生きとした様子を目の当たりにし感動的なスタートを味わえました。もちろん時間のたっぷりある週末ですから、この他にも早速盛り沢山の日本文化体験が始まります。ロンドンのヴィクトリア&アルバートミュージアムから寄贈された本格的な茶室で茶道部の生徒と一緒にティーセレモニーを楽しんだり、1時間以上にわたって着物の着付け体験をしたりと充実した週末を過ごすことができました。

全校生徒が1日3食、ホールで一斉に食事をするのが本校の伝統。そしてもちろんミレースクールの生徒たちもこれに加わり、毎食Buddyの生徒たちと一緒に食事をしました。最初は少し緊張した雰囲気でしたが、食事ごとにだんだんと打ち解けて、リラックスして話せるようになっていきました。本校では1週間に3回、イギリス人の先生と昼食をとるシステムがありますが、ミレーの生徒達との食事の様子を見ていると、教室を離れた日常の中で学習言語を使うことの大切さに改めて気付かされた気がします。

週明け月曜日からはいよいよ日本の授業体験。月曜日と火曜日の2日間は、Shadowingと言って、本校のBuddyと一緒にあらゆる授業に参加しました。イギリス現地校とは授業形態もかなり違うらしく、言葉はよく分からなくても1時間1時間に新鮮な感動を味わえたようです。水曜日と木曜日の夜には2回にわたってミレースクールの生徒たちが自分たちの学校と本校との違いについてプレゼンテーションをしてくれましたが、このShadowingの2日間を通してお互いの文化の違いをたくさん見つけられたことは言うまでもありません。

Shadowingが終わった翌日水曜日の午前中から図書館でたっぷり時間をかけてプレゼンテーションの準備を進め、その日の夜には高校2年生に披露。この時はすべて英語でしたが、翌日はさらに数時間をかけて小中学生の為に日本語も組み込んだプレゼンテーションを用意してくれました。30項目以上の違いを立教とミレースクールに分けてそれぞれ説明してくれます。立教の部分の説明は日本語で、そしてミレースクールの説明は英語で。たどたどしい日本語ではありましたが、ひとりひとり順番に一生懸命日本語で話してくれるミレーの生徒に、本校の小中学生もしっかり耳を傾けて聞いていました。彼女達が見つけた意外な発見に一同ビックリすることもしばしば。約20分のプレゼンテーションの後には質問コーナーもありました。
「何か質問のある人?何でも答えてくれますよ。」
司会の先生の言葉に一瞬静まり返ってしまった教室でしたが、暫くすると数名の生徒が質問開始。「立教の生活で一番楽しかったことは?」「ここの食事で一番美味しかったのは?」「一番大変だったことは?」「どうして日本語を習おうと思ったのですか?」...etc.
まだ英語を習いたての中学生には司会の先生が英語を手伝ってくれましたが、勇気をだして自ら英語で質問する生徒達ももちろんいました。お互いが相手の言語を習っているという状況はそれだけである種のリラックス感を与えてくれるようで、いつのまにか言葉を超えた交流が自然に進んでいる感じが印象的でした。

ミレースクールの生徒たちの日本語練習体験は他にもありました。日本語の質問をひとり10個ずつ考え、中学校3年生と高校1年生の英語の授業でこの質問を立教の生徒たちにしてみました。2〜3人の立教生に1人ずつミレーの生徒が入って、用意した質問を順番に聞いていきます。分かりやすい日本語でゆっくりと答えてあげる立教生は、英会話の先生が自分たちに英語を教えてくれる時の気持が少しは分かったかも知れません。
このセッションが終わると今度は立教生の英語練習。英作文を添削してもらったり、英語で質問をしたり... 高校1年生の授業では、前半15分は「No English」でミレーの生徒の日本語練習、後半20分は「No Japanese」でお互いに「文化の違い」について質問し合いました。そして最後の15分でその時間中に見つけた文化の違いをグループごとに発表。「制服の違い」、「食文化の違い」、「選択教科の違い」...etc.、短い時間でしたがそれぞれのグループ、うまくまとめて終了しました。
「先生!本当に楽しかった!」なかなか話す機会がなかった生徒たちにはとても良い機会だったようです。

金曜日の午後はフライデースポーツ。全校で色々な種目に分かれてスポーツを行う日ですが、ミレーの生徒たちは「武道」に挑戦しました。色々な日本文化をこんなに短い間に効率的に体験できて皆本当に満足気な様子でした。
最後の夜は小中学生と「折り紙」「書道」に取り組みました。 3〜5人のグループに分かれて「日本の文化を教えてあげる」企画でしたが、意外なことに本校の生徒より器用に折り紙を折る子がいたり、イギリス人とは思えないような立派な字を書く子がいたり... 流石日本語を習う生徒だけあって、日本文化にはかなり精通しているようでした。

最終日は朝から快晴。立教ではこの日から4日間のブレイクで授業は中休み。この日は朝から中学部生徒会が企画したレクリエーションで日本伝統の(?)「警ドロ」遊びなどを楽しみました。残りの時間はBuddyと写真を撮り合ったり連絡先を交換しあったりして最後の時間を過ごしました。

長いようであっという間の1週間。いろいろ苦労もあったようですが日本語もきっと上達したことと思います。最後の昼食の席では、本校校長からミレースクールの生徒一人一人に1週間に及ぶ本校での日本語学習「修了証」が手渡されました。

春休みには本校の生徒たちがミレースクールに行って1週間のイギリス体験をすることになります。
言語学習に留まらないこの交流が彼女達の将来の可能性を大きく変えていくことになるのか今から楽しみです。

彼女達の本校滞在中の感想は後日このホームページでもご紹介できると思います。お楽しみに。
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