夏のケンブリッジ大学でのワークショップに参加する東北の高校生たち22名が、7月15日から立教英国学院に4日間宿泊し、立教の生徒と一緒に事前研修を行いました。本校の生徒たちは、その直前にイギリスの生徒たちを迎えた経験もあり、今回は慣れた様子でホスト役を務める様子が頼もしく見えました。翌16日にはロンドンのHolland Parkにある福島庭園三周年記念式典に参加しました。福島県知事や報道陣も集まる中、日本を支援する立場として同席できたことは英国で生活する日本人として誇りに思うべきことだと思います。同日午後は、UCLロンドン大学で行われた震災シンポジウムに参加して、東北の生徒とUCLアカデミーの生徒のプレゼンテーションを聞きました。被災した生徒の生の意見は立教の生徒にも深く響いたようで、真剣に発表を聞いている姿が印象的でした。夜はロンドンでミュージカルを観て、長い1日を終えました。
17日はNatural History Museum、リンネ学会、Royal Institutionに行き、ロンドンを満喫。18日はSeven sistersに行き、素晴らしい景色の中、ハイキングとピクニックを楽しみました。天気にも恵まれて、大自然の中でリラックスできたようです。
立教での最終日は地元、Guildfordに出かけて、「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルにちなんだ場所などを見学し、その日の午後、いよいよCambridgeに向けて出発。4泊5日の充実した事前研修を終えました。これからイギリスの高校生と合流して今度はケンブリッジ大学での一週間のワークショップが始まります。
