立教英国学院

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2015年度卒業終業礼拝 中学部3年 卒業生スピーチ 


この立教英国学院に入学して、早三年が経ちました。当時はまだ身長が150センチメートルあったかなかったか、そんな僕が、今ではこんなに大きくなりました。

もちろん入学当初は何もわからず、入学前には、立教のホームページでこの学校について少し調べていました。本館の、普段は使わないガーデン側から見事に綺麗に撮られた写真。元々ステーブルだったイーストウエストをバックに一見綺麗そうに見える池。僕はなんと素晴らしい夢の国へ行けるのかとワクワクしていました。

さらに、みなさんは立教英国学院辞典というインターネットサイトを見たことがあるでしょうか。そこには立教に関するたくさんの語彙とその意味が書かれています。例えばアウティングやコンチ券など。そのサイトを見ていると、こんなことが書いてありました。昼食のデザートでアイスが出た時の決まり文句「アイスを愛す」、生徒が遅刻してしまった時の決まり文句「遅れないでおくれ」など、つまらない親父ギャグが書かれていました。それはいつの時代かの校長先生の持ちネタだったそうです。こんな文章を見てしまった僕は少し不安になりながらも、2013年4月14日、この立教英国学院に入学しました。

毎朝行う体操後のパーカッションに合わせて中庭を一周する。食事の席で「〜を回してください」と、みんなが伝言ゲームをいきなり始めだす。男子ドミトリーのドアが全て同じで、当時はドミトリー番号の札もなかったので、入学当初、自分のドミトリーがどこだかわからなかった。片っぱしから全て周り、ここだと思ったドアを開けると、そこはトイレ。もちろんベッドはない。

そのいかにも怪しそうな学校に入学して間もなく、来るところを間違ってしまったのかと思いました。しかしなんだかんだで三年が経ち、日本にはあまりないであろうECの授業、中1、中2でのイギリスの村の住民へのインタビュー、そしてこのもったいないほどの大自然。やはりイギリスならではの勉強、環境に触れることができて、今ではとても良い場所だと思っています。

その恵まれた立教英国学院の良さの中で、僕は食事の席も素晴らしいものだと考えています。隣には必ず先輩か後輩が座り、毎日正面の人が変わっていく。普段はあまり関わりを持つことができない先輩や後輩と仲良くなれるチャンスだと思います。こうして仲良くなった生徒とは、休暇中に食事に行く機会もたくさんありました。要するに、色んな先輩、後輩と関わりが持てて、人間関係を築くことができる。これもこの学校の良さだと思います。

いきなりですが、立教で一番盛り上がるイベントはなんだと思いますか? その通り、オープンデイ。オープンデイといえばフリープロジェクト。まずオープンデイを経験したことのない方の為に説明しますと、オープンデイとはいわゆるこの学校の文化祭です。そしてフリープロジェクトとは生徒が好きな企画へ入り、オープンデイ当日にそれまで練習した成果を発表するものです。僕はエンターテイメント企画に所属していました。エンターテイメント企画では、視覚で訴えるような驚き、笑いを提供することを中心に活動してきました。僕はそのエンターテイメント企画で3年間活動していました。たくさんの学年が集まり、本番まで少しでも良いものを作ろうと、それまで関わりのなかった先輩方とも一致団結して、努力をしていました。今思うとこれも人間関係を築ける良い場面でした。3年間顧問をしていただいた先生方ほんとうにありがとうございました。

この学校は普通の学校に比べて人数が少なく、たくさんの交流、行事があるので、人間関係を築くチャンスがたくさんあります。そのチャンスを無駄にせず、一生の友人をたくさん作っていきたいと思います。

最後に、この学校に通わせてくれている両親に感謝しています。そして僕が中学1年、中学2年の時の担任の月見先生や、中学3年の時、僕が面白くないことを言うと鋭く冷たい視線を注いでくださった杉本先生を中心としたたくさんの先生方、先輩、後輩、そして学校を陰で支えてくださっているイギリス人のスタッフの方々、本当にお世話になりました。そしてこれからもよろしくお願いします。

僕が高校生になり、覚醒する姿を見ていてください。ありがとうございました。
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