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立教歳時記

乗馬の寄り道③  自然の恵み




 フライデースポーツでお世話になっているステーブル(乗馬場)はゴダルミンという町の向こうにある。
イギリス南部の丘陵が広がり、羊がのんびりと草を食み、春になると農地がきれいにならされて、夏を終えると豊かな実りが馬の上から臨める。

夏になると、このステーブル前で毎年見るのがサクランボだ。
ステーブルに入る小道の脇のかわいらしい家から桜の木が広がっており、小道の上にたわわに実ったさくらんぼたれさがり、とてもおいしそうだ。

一人一人、今日乗る馬をリクエストし、フィールドに出ると眼前に広がるのはトウモロコシの畑。
それはそれは広くて、畑の傍をゆったりと散歩したり走ったりする。
2学期になるとトウモロコシの実が大きく育っている。
残念ながらこのトウモロコシ、私たちの食べるためのものではないようだ。
おそらく家畜の飼料である。
なぜなら11月までそのままであるから。

そうそう、夏の終わりからブラックベリーも食べられる。
ブラックベリーは実のない時期にはただのイバラの茂みにすぎないが、
夏の終わりから実がつきはじめ、赤かった実が紫紺色にかわってくると、急に印象がかわる。
散歩道を歩く人々がちょっとしたおやつにつまんで舌を楽しませてゆく。
乗馬の散歩道の入り口にはこの茂みがあり、馬の上からベリーをつまむのも生徒たちの楽しみ。
高いところに生っていて、馬の上からでないと取れないのも楽しいのだ。
立教騎手たちは、なぜか行きには食べない。必ず帰りにつまんでゆく。
1時間の散歩を終えて、ほっとする気持ちの表れなんだろうか。
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